豪州生まれが最適解!? 『ランドクルーザー250』のリフトアップキット | Motor-Fan[モーターファン] 自動車関連記事を中心に配信するメディアプラットフォーム

足元に宿す、確かなこだわり。理想を形にするための選択肢。

「自分たちだからこそできることを真面目にやる。それが結果的に唯一無二の個性へとつながっていくと思っています」。

そう語る片瀬代表の思いを形にしたラダーフレームのパーツ群は、ランクル250においても定番のバグガードをはじめ、オーナーの“ほしい”を的確に突くラインアップが揃う。

そんな中で現在もっとも注目を集めているのが、オーストラリアの老舗足まわりメーカー・ドビンソン製のサスペンションキットだ。約2インチのリフトアップを実現する本キットは、サスペンションが2種類、スプリングが3種類から選べる点が最大の特徴となっている。

とくに上位モデルは三方向の減衰調整機能を備え、伸び側・縮み側のロースピードからハイスピードまで細かく最適化できる本格派。さらにスプリングは車両の荷重に合わせた専用仕様を選択できるようになっており、ウインチやアイアンバンパー装着車でも、無理なプリロードをかけずにリフト量と乗り味を高次元で両立できる。

“走り”と“快適性”というユーザーにとって永遠のテーマに、実測と検証を重ねたうえで提案されるラダーフレーム流の回答。ランクル250の可能性を一段引き上げる選択肢として、ぜひこのキットを手に取ってほしい。

時に顔まわりのアクセントとして、時にフロントガラスの汚れ防止に効果を発揮。オーストラリアのEGR製でロゴ入り。

中心部がラダーフレームのロゴ状に切り抜かれたスキッドプレート。縞鋼板もワイルドな印象づくりに一役買う。

リアラダーへのアシストになる折りたたみ式のステップは、レバーを引くことでワンタッチでの開閉が可能。表面はカチオン電着塗装だが、デモカーのように別途塗装でアクセントも。

車内の積載量を劇的にアップさせるリアラックとインナーメッシュラックは、いずれも専用設計のため車内にジャストフィット。また、鉄製なのでマグネットも使うことができる。

重厚感のあるボディの中で、そのカラーも手伝って一際の存在感を放つホスタイルH135リッジクレスト。17インチでもコーディネイト次第で見え方が変わると参考になる好例だ。

装着するだけでもアウトドア感が高まるリミテッドチトセ（リックス）のサイドステップとルーフラック。その上でザラついた手触りが特徴のラプターライナー塗装を施して、イメージをさらに強調。

リアガラスの開閉を妨げず、ルーフラックへのアクセスも容易にするサイズ感が見どころ。ロトパックスやフラッグポールの土台にもなるので、アウトドア感の醸成に欠かせない。

純正ヒッチカバーを外した後に取り付けるスタイリッシュなカバー。カチオン電着塗装による高耐久性も売り。

スプリングを選択できるサスキットにも注目

上位モデルのショックは、サブタンク付きダンパーが目印となっている。エメラルドグリーンのスプリングも足元のワンポイントとして効果を発揮すること請け合いだ。

SPECIFICATIONS
バグガード 1万7900円
スキッドプレート 4万9500円
リアラダーハーフタイプ 6万6000円
アクセサリーマウント 1万3200円
ロトパックスホルダー 3万4100円
フラッグポール 9900円〜
リアアンダーステップ 3万8500円
ヒッチカバー 1万9800円
インナーメッシュラック 3万1900円
リアラック 3万5200円
足まわり／ドビンソン・サスペンションキット 28万500円〜
　　　　ドビンソン・リアロアアーム 7万1500円
ホイール／ホスタイル・H135リッジクレスト（17×8.0J+20）
タイヤ／トーヨータイヤ・オープンカントリーM/T（35×12.50R17）