エブリイとジムニーの融合カスタムに注目!

エブリイの強みは、軽自動車の規格ギリギリまで拡大したボディサイズ。ハイトなフォルムは車内空間の拡大に大きく貢献し、着座時の頭上空間にも余裕がある。そして車中泊メインのクルマ旅&アウトドア好きに嬉しいポイントが、横になってくつろげるラゲッジスペースの広さ。市販のベッドキットを組み込めばさらに快適に休める。軽キャンパーのベースとして人気なのも納得である。外遊びのニーズがある車種だから、最近では自然に映えるオフロードカスタムも需要があり、リフトアップキットをはじめパーツがかなり充実している。

その一方で高い悪路走破性能を持つジムニーもスズキが誇る主力車種で、アウトドアでも重宝される1台。オフロードテイストあふれるスタイリングも人気の秘訣だが、室内の広さは車中泊するには少々狭い。本当はジムニーに乗りたいけど、広さを優先してエブリイを選んだ人も多いだろう。

そこでフュージョンはエブリイをベースに、ジムニーの特徴的な意匠を「融合」させた、いいとこ取りなエクステリアパーツをリリースした。その名も「エブニイ」と、名前も上手に融合させているのがまた面白い。

エブニイのキモとなるのがフロント&リアのショートバンパー。まさにジムニーが憑依したかのような造形で、フロントは横に長い開口部やスリット形状のフロントグリルでジムニーらしさを上手に表現し、リアバンパーに関してはジムニーのテールランプを使う手法だから雰囲気がさらに近付く。

バンパーのショート化によりタイヤがモロに見えて迫力がアップするほか、オフロードでバンパーをヒットするリスクを低減できる。

『エブリイ』で背面スペアタイヤ!? 車高もさまざま! 用途に合わせて選べるプラスラインのカスタムカー

【SUZUKI・エブリイ】個性派NEW FACE #003/プラスライン 様々なアクティビティでのパートナーとして、圧倒的な人気を誇るプラスラインのエブリイ。 今回は、全て違う仕様で3台を一気に紹介。4インチアップ2台と、40ミリアップ仕様だ。 走りだけでなく、細かな魅力の部分を細部に渡りクローズアップ。

フォグやセンサーは移設可能、エブリイの機能性はそのまま

ボトムを大胆に切り上げて純正よりも大幅にショート化を実現。ジムニーのイメージをエブリイで存分に楽しめるフュージョンのバンパー。フォグランプはエブリイ純正をそのまま移設でき、本来の機能を失うことはない。リアバンパーも純正のバックセンサーを移設できるように、テールランプの上にフラットな面を設けている。こういうユーザー目線の配慮も嬉しいポイントと言えるだろう。

テールランプはジムニー用を別途用意する必要がある。テールランプまわりに立体感を付けているから、のっぺりした感じもない。
ショートバンパーの良さを生かすなら、下まわりを隠すパーツもセットで付けたい。スキッドプレートは塗装で違いを出せるFRP製。
もっとインパクトが欲しいなら、スキッドプレートがセットになったバンパーガードがオススメ。凸状に盛り上がったパイプが圧巻。

SPECIFICATION
●フロントバンパー7万5900円
●スキッドプレート4万5100円
●リアバンパー7万2600円
●フロントバンパーガード9万6800円
●フォグレスカバー1万8700円
●アップサス4万1800円

ベッドキットと収納が一体化。『エブリイ』のカスタマイズ、ティースタイルなら自由自在!!

【SUZUKI・エブリイ】個性派NEW FACE #002/T-STYLE オートセールス エブリイカスタムは楽しい。 そう思わせてくれるボディキットが、Tスタイルのジムリィフェイススワップキットだ。エブリイの車体をベースにジムニーフェイスを実現するこのキット。丸目のヘッドライトがかわいくもあり、本格オフロード風でもある。

ベースキットとマット付き、用途や予算に合わせて選べる

どの軽カーよりも室内空間が広いエブリイは、市販のベッドキットを活用することでより快適に車中泊できる。シュピーゲルのベッドキット「プチ・トマキット」は市販品に見られるパイプのベースを組み込んだものではなく、あたかも純正メーカーが手がけたような違和感のない作りがウリ。しかも国内の工場で生産しているからクオリティも文句なし。ラインアップは2種類から選ぶことができる。天面がフローリング調仕上げのプチ・トマベースキット、そして専用設計のマットが付属したプチ・トマキットだ。もちろんリアシートは簡単に純正復帰でき、外したマットなどのパーツはスマートに隠せるように工夫して製作。そして停車時にベッドスペースを延長できるキットまで付属するなど、まさに至れり尽くせりな仕様となっている。

マットなしのベースキットはフローリング調の天板が露出して見た目がゴージャス。就寝する時は市販のマットレスなどを敷くことで、快適に休める。マット付きのプチ・トマキットはベースキットと同サイズのマットが付属しており、十分なクッション性があるからぐっすり眠れるだろう。このマットは3色からチョイスできる。組み立ては誰でも簡単にできるように設計しているから安心だ。
フローリング調仕上げのフロアにもよく馴染むブラウン。アウトドアギアにもよく使われるカラーだけに、外遊びと相性バッチリ。
エブリイの車内に落ち着いた雰囲気を与えるベージュのマット。就寝する時は寝袋も併用すれば、さらに快適な睡眠へと誘うだろう。
天板以外のベースはブラックだから、マットもブラックを選べば統一感が向上。あまり車内を派手にしたくないという人にオススメ。
両サイドは蝶番付きのフタになっており、バラしたベースキットの部品などを収納可能。車内が部品でゴチャゴチャすることはない。
マットを使わない時は、取っ手付きのネジで固定されている後方のフタを外して収納できる。下のスペースを上手に活用した作り。
停車中に前席を前にスライドし、そこにできたすき間に延長キットを差し込めばベッドスペースを延長できる。小物の収納も可能。

SPECIFICAITON
●プチ・トマベースキット 19万8000円
●プチ・トマセット 30万8000円

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純正のホイールはデザインが野暮ったく、おしゃれでカッコいいとは言い難い。そんなホイールを変えればクルマ全体のスタイルも見違える! そこで『SUZUKI・エブリイ』にいまお薦めしたい、注目の社外ホイールをピックアップ!【全28選/前編】

KCARスペシャル ドレスアップガイド Vol.43 スズキ エブリイ No.16より