両モデルとも、15インチから21インチまでをラインアップ

最新の意匠となるのはレオニスSC。絶妙なカーブを描くアシンメトリーなツインスポーク2種類をレイヤードさせたダブルフェイス仕様で、曲線基調の優雅な雰囲気の中に、キリッとした直線基調のエッジを効かせた妖艶かつ躍動的な造形が魅力。中央で急激に落とし込まれるコンケイブフォルムと、リムいっぱいまで広がる足長シルエットとのバランス感も絶妙。15インチから21インチまでとサイズレンジが豊富で、軽カーからLクラスミニバン、SUVまで幅広く対応できる点もメリットだ。

一方のレオニスVXⅡは、レオニスを象徴する翼断面デザインなどで高い人気を誇ったレオニスVXのアップデート版。VXの発売からすでに13年が経過したものの、その意匠はまだまだ新鮮で独創的なため、その意匠を継承しながら現代の新型車種に対応するサイズを拡充させたのがその特徴だ。ちなみにカラーは新規設定。独創のスポーク形状が生む陰影を強調できるクラシカルガンメタ、ブラックをベースにリム外周部とスポーク角を切削処理したブラックSCマシニングの2色で、いずれも現代的で鮮度バツグンな色味だ。

アシンメトリーなツインスポークが優雅【レオニスSC】

LEONIS SC(レオニス エスシー)
太くやわらかなツインと、細く鋭いツインとを交互に連ねた個性あふれるダブルフェイス。妖艶さと鋭さが入り混じる。
トップのツインスポークはやや太めで、外側側面がステップ形状。ボトムのサブスポークは内側側面がなだらかな傾斜に。
メインスポーク天面は中央へ向かうにつれて鋭く研ぎ澄まされ、その先端からから一気に落ちる。この3D感は強烈。
リムフランジにはレオニスSCのロゴがレーザー刻印であしらわれる。対角のリム奥には赤をあしらったロゴプレートも。
メインスポーク先端がリムエッジと同化するため足長感は強い。サブスポークの先端もリム奥の台座に乗り上げる。
同じツインスポークだが、メインはU字基調でサブはV字基調。太さだけでなく造形も別物で、この凝った感がレオニスらしい

【LEONIS SC(レオニス エスシー)】

SIZEH-P.C.DPRICE
15×4.5J4-1003万7950円〜4万4550円
16×5.0J〜6.5J4-100、5-114.34万3450円〜5万1700円
17×6.5J〜7.0J5-114.3、5-1205万600円〜5万8850円
18×7.0J〜8.0J5-114.3、5-1205万8300円〜6万7100円
19×6.5J〜8.0J5-114.3、5-1206万6550円〜7万5900円
20×8.0J〜8.5J5-114.3、5-1208万1400円〜9万200円
21×7.5J〜8.5J5-114.3、5-1209万4600円〜10万3400円
■カラー:PBMC(パールブラック/ミラーカット)、BMCMC(ブラックメタルコート/ミラーカット)

対応車種を増やすなど細部をアップデート【レオニスVX II】

LEONIS VXⅡ(レオニス・ブイエックス ツー)
15~21インチとサイズも豊富。17インチ以上にはフローフォーミング製法が採用されるためスペックもハイレベル。
スポークの中間点あたりまではフラット気味だが、そこから中心へは大きく落ち込む。躍動感あるコンケイブフォルムだ。
センターオーナメントのすぐそばまでスポークが伸びるため、足長感と大口径感もしっかり。オーナメントもオシャレ。
リム奥にはブランドカラーの赤をまとったリムエンブレムを搭載。対角のリムフランジにはレーザーロゴを刻印する。
ヒネリを加えたアシンメトリーなツインスポークの間に、細く鋭いサブスポークを添えた意匠。有機的かつ立体的な造形だ。
後のモデルにも影響を与えたレオニスの象徴的意匠、翼断面スポーク。やわらかに押し出したように広がる造形が独創的。

【LEONIS VXⅡ(レオニス・ブイエックス ツー)】

SIZEH-P.C.DPRICE
15×4.5J4-1003万7950円〜4万150円
16×5.0J〜6.5J4-100、5-114.34万3450円〜4万7300円
17×6.5J〜7.0J5-114.3、5-1205万600円〜5万3350円
18×7.0J〜8.0J5-114.3、5-1205万8300円〜6万1600円
19×6.5J〜8.0J5-114.3、5-1206万6550円〜7万400円
20×8.0J〜8.5J5-114.3、5-1208万1400円〜8万4700円
21×7.5J〜8.5J5-114.3、5-1209万4600円〜9万7900円
■カラー:CLASSICAL GUNMETA(クラシカルガンメタ)、BKSC(ブラックSCマシニング)

クレンツェの最新作はクリーンで潔い! 2026年モデル『Bertaler(ベルテーラー)』は、シンプルなのに立体感が桁違い!!

【Weds 2026 YEAR MODEL Vol.1/クレンツェ・ベルテーラー】 ついに発表されたウェッズの2026年モデル。フラッグシップブランドとなる「クレンツェ」からは、シリーズの代名詞ともなった「三次元デザイン」を巧みに採用、注入された「ベルテーラー」が発表された。

PHOTO:本間章悟 TEXT:酒井賢次