カワサキ・ニンジャH2SX SE…312万4,000円

カワサキモータースジャパンは、2025年3月1日より「Ninja H2 SX SE」の2025年モデルを発売する。価格は312万4,000円(税込)。
2025年モデルはグリーンを強調した新色




2025年モデルは新カラー&グラフィックモデルを採用したエメラルドブレイズドグリーンとメタリックディアブロブラックの組み合わせが特徴で、一部にはハイリーデュラブルペイントが使用されている。
最高出力210PSの強烈なエンジン

「Ninja H2 SX SE」は、998ccの水冷4ストローク並列4気筒バランス型スーパーチャージドエンジンを搭載し、最高出力は147kW(200PS)/11,000rpm、ラムエア加圧時には154kW(210PS)/11,000rpmに達する。 最大トルクは137N・m(14.0kgf・m)/8,500rpmを発揮する。このエンジンは、強力な加速性能と優れた燃費性能を両立しており、日常の走行から長距離ツーリングまで幅広く対応する。
電子制御もてんこ盛り

車体には専用設計のトレリスフレームを採用し、タンデムライディングやパニアケースの装着にも対応する。さらに、KECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)を搭載し、路面状況やライディングシーンに応じて減衰力を瞬時に最適化する。 ショーワのスカイフック式EERA(電子制御ライドアジャスト)テクノロジーにより、タイヤの接地感を高め、コーナリング時の安定性を向上させている。
安全面では、6軸IMU(慣性計測ユニット)を基にしたARAS(アドバンスドライダーアシストシステム)を搭載し、アダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットディテクションなどの先進的な電子制御システムがライダーをサポートする。 また、夜間走行時の視界を確保するため、コーナリングライトやオートハイビーム(AHB)も装備している。
快適性にも配慮されており、6.5インチのフルカラーTFT液晶インストゥルメントパネルには、カワサキ独自のインフォテイメントアプリ「Kawasaki SPIN」が搭載され、スマートフォンとの連携が可能だ。 さらに、グリップヒーターやETC2.0車載キットが標準装備され、長距離ツーリングでも快適なライディングを提供する。
スーパーチャージドエンジンを積んだ「Ninja H2 SX SE」は、唯一無二のスポーツツアラーとして今後もカワサキのフラッグシップ。2025年型はそれに相応しい新色といえよう。
主要諸元
