連載

【CarGoodsMagazine】

ユニークかつ画期的なアイデアを次々に具現化

いまやガラス撥水剤の代名詞としても知られる「ガラコ」の誕生は、今から30年以上前、1991年に遡る。ガラコのみならず数多くの洗車用品を展開するソフト99の名は、当時まだカーワックスのブランド名に留まっており、前身である日東化学の時代でもあった。

ガラコの名が一気に広まる契機となったのは、その2年後となる『ぬりぬりガラコ』のリリースである。現代に続く、塗り具とボトルを一体化した商品形態はここから始まる。コアである「機能性薄膜造膜技術」の強みはもとより、その背景にはユニークかつ独創的な商品パッケージの妙があった。なお、ソフト99コーポレーションの商号に変更されたのも同年のこと。同社の転換点に大きく寄与するエポック作だったとも言えよう。

1991年に登場したガラコ第一弾は、ティッシュなどに浸して塗り込む一般的なものだった。

ロングセラーの立ち位置に納まらない、驚きが続くガラス撥水剤の変貌

独創的な商品形態は後のガラコシリーズにも受け継がれ、窓に関わる様々な用途に拡大し、いまでは一大ラインアップを築くに至っている。そして、出発点となったガラス撥水剤そのものも、時代を経て劇的な進化を遂げている点に注目したい。

この10年でも、乾燥待ちの時間を不要にしたり(ぬりぬりガラコ ハヤデキ)、既存品のレベルを大きく凌駕する平滑な撥水被膜を形成するなど(ぬりぬりガラコDX)、エボリューションモデルが次々と投入されてきた。

ガラコシリーズ史上最強レベルの撥水性と高い耐久性・作業性を実現した『ぬりぬりガラコDX』。ここにも「SARF」と称される被膜形成における新技術の確立があった。

最新進化系は洗う前に塗る!? 従来の常識を覆す新発想

そして今、さらなる衝撃を呼ぶ新作が追加される。
その名は『らくらくガラコ』。洗車の前に塗るという発想は、従来の概念を根底から覆すものだ。もともとタブーとされる行為をむしろ推奨するその背景には、「Q-AD」と称される高速密着&速乾性を実現する新技術の存在がある。短時間で強固に定着するために、洗車前に塗布すれば洗車中に定着することで待ちの時間も不要となり、被膜を均一に保つレベリング性が高いために被膜のムラも抑えられ、余剰成分がシャンプー洗車で一掃されることで、ギラつきも抑えられる。

加えれば、窓ガラスの隅々までしっかりと塗布しやすくボディにはみ出しづらい作業性のリファインはもちろん、使用時以外でキャップの緩みを防止する工夫など、独自の配慮もそこかしこに見て取れる。年季を重ねたがゆえのアドバンテージを体現する、象徴的なモデルとも言えるだろう。

11月4日より発売が開始されたブランニュー『らくらくガラコ』。ガラスに塗り込んでからシャンプー洗車する「速ラク施工」で実質的な待ち時間はゼロ。洗車時に余剰成分が洗い流されることで施工ムラも生じにくく拭き取りも不要ながら、従来の本格塗り込みタイプ同等の高い撥水性を発揮する。

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