MINI JOHN COOPER WORKS
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Volkswagen Polo GTI
2024年に25周年を迎えた「ポロ GTI」




新世代MINIシリーズのトップパフォーマンスモデルとして、2024年に投入された「MINI ジョン クーパー ワークス(JCW)」。そのネーミングはミニの名チューナー「ジョン・クーパー」に由来し、3ドアハッチ(ICE/BEV)、コンバーチブル、クロスオーバーの「カントリーマン」、BEV専用の「エースマン」をラインナップする。3ドアハッチバックの「MINI JCW」は、専用チューンが施された2.0リッター直4ターボエンジンを搭載する、シリーズの中核モデルだ。
「ゴルフ GTI」に続くスポーツハッチバックとして、1998年に初代モデルがデビューした「フォルクスワーゲン ポロ GTI」。現行の6代目ポロは2017年に登場し、2022年には内外装をアップデートした、改良新型が投入された。2024年にはポロ GTIのデビュー25周年記念モデル「Edition 25」も、日本市場に導入されている。
ボディサイズはポロ GTIの方がMINI JCWよりも全長で210mm、ホイールベースは55mm大きい。ポロ GTIはリヤの居住性や十分な容量のラゲッジスペースといったアドバンテージに加えて、5ドアの利便性も備えている。
MINI ジョン クーパー ワークス
ボディサイズ=全長3875mm×全幅1745mm×全高1455mm
ホイールベース=2495mm
車両重量=1350kg
タイヤサイズ=215/45R17
フォルクスワーゲン ポロ GTI
ボディサイズ=全長4085mm×全幅1750mm×全高1430mm
ホイールベース=2550mm
車両重量=1330kg
タイヤサイズ=215/45R17
パワーでポロ GTIを上まわるMINI JCW 3ドア




MINI JCW 3ドアは、ICE(内燃機関)とフル電動パワートレインを搭載。ICE仕様の2.0リッター直列4気筒MINIツインパワーターボエンジンは、最高出力231PS、最大トルクは380Nmを発揮する。ポロ GTIは2022年に登場した改良新型からパワーユニットをアップデート。2.0リッター直列4気筒TSIガソリンターボエンジンは、7PSアップした最高出力207PS、最大トルク320Nmというスペックが与えられた。0-100km/h加速は、パワーで勝るMINI JCW 3ドアが0.4秒もポロ GTIを上まわる。
MINI ジョン クーパー ワークス
エンジン形式=直列4気筒ガソリンターボ
排気量=1998cc
最高出力=231PS/5000rpm
最大トルク=380Nm/1500〜4000rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD
0-100km/h加速=6.1秒
フォルクスワーゲン ポロ GTI
エンジン形式=直列4気筒ガソリンターボ
排気量=1984cc
最高出力=207PS/4600〜6000rpm
最大トルク=320Nm/1500〜4500rpm
トランスミッション=7速DCT
駆動方式=FWD
0-100km/h加速=6.5秒
唯一無二の個性か、抜群の多用途性か


JCWも含めた新世代MINIのインテリアは、センターの直径240mmの有機EL大型円形センターディスプレイに、新素材のダッシュボードが組み合わせられる。ポロ GTIは2022年のマイナーチェンジにおいてインテリアを刷新し、最新の10.25インチ「デジタル・コクピット・プロ」を導入。シンプルで斬新なMINIの室内と比較すると、コンサバティブではあるが、フォルクスワーゲンらしい高い品質を持った使いやすいインテリアが提供される。
国産車・輸入車が入り乱れる激戦のBセグメントにおいて高い支持を受けてきたポロは、スポーツモデルのGTIでも、十分な居住スペースや取りまわしの良さなど、コンパクトカーに求められる多くの美点を持つ。対するMINI JCWは、エクステリアや「ゴーカートフィーリング」など、独自のアピールポイントを備える。
約76万円という価格差はけして小さくないが、MINI JCWの存在感、そして唯一無二の内外装が気に入ったのであれば迷う必要はない。家族の足として活躍しつつ、休日にちょっとしたスポーツ走行を楽しみたいカスタマーには、多用途性を備えたポロ GTIが最高の選択肢になるはずだ。
車両本体価格
MINI ジョン クーパー ワークス 536万円
フォルクスワーゲン ポロ GTI 459万5000円

