MTM RiSE M-1S…16万2800円

合同会社ムツミコネクトは、SUV仕様の電動キックボード「MTM RiSE M-1S」を2025年3月7日よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて再登場させる。

クラウドファンディング上での価格は、送料込み25万8,000円(税込)の最大37%OFFとなる16万2,800円(税込)からのリターンが用意されており、限定70台が提供される予定である。

珍しいオフ車の特定原付

同社は2024年2月に実施した先行販売で約900万円を調達しており、今回は発売1周年を記念したプロジェクトとなる。「MTM RiSE M-1S」は、アウトドアシーンでの使用を想定したオフロード仕様の電動キックボードであり、公道走行が可能なモデルとして注目されている。

本製品は、2023年7月1日に施行された改正道交法に対応した「特例特定小型原動機付自転車」として設計されている。ナンバー取得と自賠責保険の加入により、16歳以上であれば免許不要で公道や歩道の走行が可能となる。この法改正対応により、ユーザーは手軽に電動キックボードを利用できる環境が整えられている。

「MTM RiSE M-1S」は、オフロードでの走破性を追求した設計が特徴である。ボディには軽量かつ強度に優れたマグネシウム合金の鋳造リムを採用し、10インチのエアタイヤとPUアブソーバ方式のサスペンションを装備することで、安定した走行性を実現している。最大15度の勾配を登坂可能であり、1万3,000mAhの大容量バッテリーにより長距離走行も可能としている。

デザイン面では、ヨーロッパの美しい街並みにも調和するスタイリッシュな外観を追求している。日本人の体格に合わせた仕様としつつ、ブラック、イエロー、シルバーの3色展開で、多様なライフスタイルに対応している。また、簡単に設置できるオプションパーツも用意されており、ユーザーの好みに合わせたカスタマイズが可能である。

国交省のお墨付き

「MTM RiSE M-1S」は、国土交通省の「性能等確認制度」を取得済みであり、保安基準適合性が確認されている。これにより、安全性と信頼性が確保されている。

MTM japanは、アウトドアコンテンツが充実した長野県を拠点とし、代表の太田氏の長年にわたる電設・電気機器業界での経験や、製品プロダクトや建設業界での実績を持つメンバーが開発に携わっている。今後も本製品の普及や周辺サービスの充実に取り組む予定である。

「MTM RiSE M-1S」は、アウトドア愛好者や新しい移動手段を求めるユーザーにとって魅力的な選択肢となるだろう。公道走行が可能であり、オフロードでの走行性能も備えた本製品は、電動キックボード市場に新たな風を吹き込むことが期待される。