スズキ・V-STROM800……1,276,000円(消費税10%を含む)
スズキ・V-STROM800DE……1,364,000円(消費税10%を含む)
スズキが大型二輪スポーツアドベンチャーツアラー「V-STROM 800」および「V-STROM 800DE」の2025年モデルを発表した。今回のモデルチェンジでは、両モデルともに新たなカラーリングを採用し、メーカー希望小売価格も改定されている。アドベンチャーモデルとしての機能性はそのままに、より洗練された外観を手に入れた新型Vストロームだ。
新型V-STROM 800が纏う3色の新カラーリング
「V-STROM 800」のカラーリングは、シックで落ち着いた印象の「オールトグレーメタリック No.3」(QEB)、スポーティな印象を与える「キャンディダーリングレッド」(YYG)、そして力強さを感じさせる「マットブラックメタリック No.2」(YKV)の全3色が設定された。
いずれのカラーもVストロームの無骨さと洗練されたデザインを引き立て、所有する喜びをさらに高めてくれるだろう。特に「キャンディダーリングレッド」は、スズキの伝統的なレーシングカラーを想起させ、スポーツ性能の高さを視覚的に表現している。
オフロード性能に特化したV-STROM 800DEも新色で登場
一方、オフロード性能を強化した「V-STROM 800DE」には、クリーンな印象の「パールテックホワイト」(QU2)、視認性の高い「チャンピオンイエローNo.2」(YU1)、そして精悍な「グラススパークルブラック」(YVB)という3色のカラーバリエーションが用意された。
特に「チャンピオンイエローNo.2」は、オフロード走行時の視認性を高めるとともに、スズキのモトクロスマシンRMシリーズを彷彿とさせるカラーリングとなっており、本格的なアドベンチャーツアリングを楽しむライダーの心をくすぐる一台となっている。
V-STROM 800DEの優れた走破性と電子制御システム
「V-STROM 800DE」は、様々な路面状況に対応するための高度な電子制御システム「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を採用している。このシステムには、未舗装路での走行を想定したトラクションコントロールの専用Gモードが搭載され、ライダーの好みに応じたマシンコントロールを可能にしている。
またリヤブレーキには、オフロード走行時に効果を発揮するABS解除モードを設定。前後にはフルアジャスタブルのサスペンションを装備し、フロントには大径21インチホイールと、前後にセミブロックパターンのチューブタイプタイヤを採用することで、悪路でも安定した走行性能を実現している。
外装は、Vストロームシリーズ共通のイメージを維持しながらも、よりシャープなスタイリングに仕上げられており、タンクの下まわりやフロントカウルの先端部分にはアクセントカラーが配されている。これにより、一目でVストロームと分かるアイデンティティを保ちつつも、より現代的で洗練された印象を与えている。
800DEモデルは、標準的なV-STROM 800と比較して、より本格的なオフロード走行を想定した装備が充実しており、舗装路からダートまでをシームレスに楽しみたいアドベンチャーライダーにとって最適な一台といえるだろう。
さらに進化したスズキのミドルアドベンチャー
今回のカラーリング変更により、スズキのアドベンチャーラインナップはさらに魅力を増した。特にミドルクラスアドベンチャーとして人気の高いV-STROM 800シリーズは、価格とパフォーマンスのバランスに優れており、ツーリングからデイリーユースまで幅広いシーンで活躍することだろう。
新色となった「V-STROM 800」および「V-STROM 800DE」の詳細については、スズキ二輪販売店にて確認可能だ。本格的なアドベンチャーツアリングを楽しみたいライダーにとって、選択肢としてぜひチェックしておきたい一台である。
スズキ・V-STROM800



スズキ・V-STROM800DE



スズキ・V-STROM800の主な特長
| 電子制御スロットル | |||
| SDMS (スズキドライブモードセレクター) | 出力特性を3つの中から選択可能 | ||
| STCS (スズキトラクションコントロールシステム) | リヤホイールの空転が感知された時に、 エンジン出力を制御 3モード+OFFから選択可能 | ||
| 双方向クイックシフトシステム | ワンプッシュでエンジン始動が可能 | ||
| 装備 | S.I.R.S.. (スズキ インテリジェント ライドシステム) | スズキイージースタートシステム | スムーズな発進を補助 |
| ローRPMアシスト | 2モード | ||
| ABS | |||
| ホイール | キャストホイール | ||
| ウインドスクリーン | 高さ3段階調整 | ||
| その他 | USBソケット |
スズキ・V-STROM800DEの主な特長
「V-STROM 800DE」は、様々な走行シーンに対応する電子制御システム S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)を採用し、トラクションコントロールシステムに専用のGモードを設定したほか、リヤブレーキのABS解除モードを設定することで、未舗装路でライダーの好みに応じたコントロールができるようにした。また、調整式の前後サスペンションと、フロントには大径の21インチホイールを装着、前後タイヤにセミブロックパターンのチューブタイプのタイヤを採用した。外装はV-STROMシリーズ共通のイメージを維持しながらも、シャープなスタイリングとし、タンクの下まわりやフロントカウルの先端部分にアクセントカラーを採用した。
スズキ・V-STROM800DEの主な装備
| 電子制御スロットル | |||
| SDMS (スズキドライブモードセレクター) | 出力特性を3つの中から選択可能 | ||
| STCS (スズキトラクションコントロールシステム) リヤホイールの空転が感知された時に、 エンジン出力を制御 | リヤホイールの空転が感知された時に、 エンジン出力を制御 3モード+G モード+OFFから選択可能 | ||
| 双方向クイックシフトシステム | クラッチやスロットルを操作せずに シフトアップ/ダウンが可能 | ||
| 装備 | スズキイージースタートシステム | ワンプッシュでエンジン始動が可能 | |
| ローRPMアシスト | スムーズな発進を補助 | ||
| S.I.R.S. (スズキ インテリジェント ライドシステム) | ABS | 2モード+リヤABS解除モードを選択可能 | |
| ホイール | ワイヤースポークホイール | ||
| ウインドスクリーン | 高さ3段階調整 | ||
| その他 | USBソケット、ナックルカバー、 アンダーカウリング |
価格、発売日など
| 商品名 | メーカー希望小売価格(消費税10%込) | 発売日 |
| V ストローム 800 (DL800RQM5) | 1,276,000円 (消費税抜き1,160,000円) | 2025年3月14日 |
| V ストローム 800DE (DL800DERCM5) | 1,364,000円 (消費税抜き1,240,000円) | 2025年3月14日 |
カラーリング
スズキ・Vストローム800(3色)
- グレー:「オールトグレーメタリック No.3」(QEB)
- 赤:「キャンディダーリングレッド」(YYG)
- マット黒:「マットブラックメタリック No.2」(YKV)
スズキ・Vストローム800DE(3色)
- 白:「パールテックホワイト」(QU2)
- 黄:「チャンピオンイエローNo.2」(YU1)
- 黒:「グラススパークルブラック」(YVB)
主要諸元
スズキ・Vストローム800
| 型式 | 8BL-EM1BA | |
|---|---|---|
| 全長 / 全幅 / 全高 | 2,255mm / 905mm / 1,355mm | |
| 軸間距離 / 最低地上高 | 1,515mm / 185mm | |
| シート高 | 825mm | |
| 装備重量 ※1 | 223kg | |
| 燃料消費率 ※2 | 国土交通省届出値:定地燃費値 ※3 | 32.4km/L(60km/h) 2名乗車時 |
| WMTCモード値 ※4 | 22.6km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時 | |
| 最小回転半径 | 2.6m | |
| エンジン型式 / 弁方式 | FRA1・水冷・4サイクル・2気筒 / DOHC・4バルブ | |
| 総排気量 | 775㎤ | |
| 内径×行程 / 圧縮比 | 84.0mm×70.0mm / 12.8:1 | |
| 最高出力 ※5 | 60kW〈82PS〉 / 8,500rpm | |
| 最大トルク ※5 | 76N・m〈7.7kgf・m〉 / 6,800rpm | |
| 燃料供給装置 | フューエルインジェクションシステム | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | フルトランジスタ式 | |
| 潤滑方式 | 圧送式ウェットサンプ | |
| 潤滑油容量 | 3.9L | |
| 燃料タンク容量 | 20L | |
| クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
| 変速比 | 1速 | 3.071 |
| 2速 | 2.200 | |
| 3速 | 1.700 | |
| 4速 | 1.416 | |
| 5速 | 1.230 | |
| 6速 | 1.107 | |
| 減速比(1次 / 2次) | 1.675 / 2.941 | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド | |
| キャスター / トレール | 26°/ 124mm | |
| ブレーキ形式(前 / 後) | 油圧式ダブルディスク(ABS) / 油圧式シングルディスク(ABS) | |
| タイヤサイズ(前 / 後) | 110/80R19M/C 59V チューブレスタイプ / 150/70R17M/C 69V チューブレスタイプ | |
| 舵取り角左右 | 40° | |
| 乗車定員 | 2名 | |
| 排出ガス基準 | 平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応 | |
- 主要諸元は道路運送車両法による型式指定申請書の数値です。(シート高を除く)
- 装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります。
- 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
- 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
- WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
- エンジン出力表示は「PS/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は、「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。〈 〉内は、旧単位での参考値です。
スズキ・Vストローム800DE
| 型式 | 8BL-EM1BA | |
|---|---|---|
| 全長 / 全幅 / 全高 | 2,345mm / 975mm / 1,310mm | |
| 軸間距離 / 最低地上高 | 1,570mm / 220mm | |
| シート高 | 855mm | |
| 装備重量 ※1 | 230kg | |
| 燃料消費率 ※2 | 国土交通省届出値:定地燃費値 ※3 | 32.4km/L(60km/h) 2名乗車時 |
| WMTCモード値 ※4 | 22.6km/L(クラス3、サブクラス3-2) 1名乗車時 | |
| 最小回転半径 | 2.7m | |
| エンジン型式 / 弁方式 | FRA1・水冷・4サイクル・2気筒 / DOHC・4バルブ | |
| 総排気量 | 775㎤ | |
| 内径×行程 / 圧縮比 | 84.0mm × 70.0mm / 12.8:1 | |
| 最高出力 ※5 | 60kW〈82PS〉 / 8,500rpm | |
| 最大トルク ※5 | 76N・m〈7.7kgf・m〉 / 6,800rpm | |
| 燃料供給装置 | フューエルインジェクションシステム | |
| 始動方式 | セルフ式 | |
| 点火方式 | フルトランジスタ式 | |
| 潤滑方式 | 圧送式ウェットサンプ | |
| 潤滑油容量 | 3.9L | |
| 燃料タンク容量 | 20L | |
| クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング | |
| 変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | |
| 変速比 | 1速 | 3.071 |
| 2速 | 2.200 | |
| 3速 | 1.700 | |
| 4速 | 1.416 | |
| 5速 | 1.230 | |
| 6速 | 1.107 | |
| 減速比(1次 / 2次) | 1.675 / 2.941 | |
| フレーム形式 | ダイヤモンド | |
| キャスター / トレール | 28゜ / 114mm | |
| ブレーキ形式(前 / 後) | 油圧式ダブルディスク(ABS)・油圧式シングルディスク(ABS) | |
| タイヤサイズ(前 / 後) | 90/90-21 M/C 54H チューブタイプ / 150/70R17 M/C 69H チューブタイプ | |
| 舵取り角左右 | 40° | |
| 乗車定員 | 2名 | |
| 排出ガス基準 | 平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応 | |
- 装備重量は、燃料・潤滑油・冷却水・バッテリー液を含む総重量となります。
- 燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。実際の燃費は、使用環境(気象、渋滞等)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります。
- 定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
- WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。
- エンジン出力表示は「PS/rpm」から「kW/rpm」へ、トルク表示は、「kgf・m/rpm」から「N・m/rpm」へ切り替わりました。〈 〉内は、旧単位での参考値です。
