クルマ好きが夢中になるリアルさ


クルマ好き=モデルカー好き、と決めつけるのは少々乱暴だが、実際にクルマ好きはモデルカー好きが多い。自分のクルマ、憧れのクルマを手元に置いていつでも鑑賞することができる嬉しさは、クルマに愛着を持つ人なら共感できるだろう。
そのモデルカーにもさまざまな種類があるが、大人が楽しむのであれば、ひたすらリアルさを追求したものが定番だろう。だが、リアルさ重視のモデルカーは美しさでは完璧な反面、楽しみ方は購入して眺めるだけ、となってしまう。かといってプラモデルはちゃんと作ろうとするとそれなりにハードルが高い。そこで注目したいのがレゴ®︎ブロックだ。
V12エンジンも再現

レゴ®︎ブロックは子供の玩具、という印象を持つ人も多いかもしれないが、今は大人向けのマニアックな商品が続々とリリースされているのをご存知だろうか。そのラインナップにはもちろんクルマもあり、幼児向けの簡単なものから大人向けの複雑なものまで、実に多くの商品が用意されているのだ。ここで紹介するフェラーリFXX Kは897ピースで構成されるキットで、複雑な曲面のラインが見事に表現されていることに驚いてしまう。しかもドアとボンネットは開閉可能、リヤハッチも開けることができる。リヤハッチの下にはV12気筒エンジンも再現されており、なんとピストンが可動するという懲りようだ。エンジンの後ろにはデフも搭載されているので、クルマの構造まで理解できてしまうのである。
細部まで再現するこだわり

フェラーリFXX Kよりもややシンプルなキットがポルシェ911 GT3 RSだ。こちらは348ピースなので、組み立てるのも少し簡単。だが911のボディラインの再現ぶりは素晴らしく、リヤにそびえるウイングやセンター2本出しのマフラー、ボンネットとフェンダーのエアアウトレットどころか、ルーフの整流板まで再現されている。開発スタッフはかなりクルマが好きなのではないか、と想像してしまうほどのこだわり具合だ。
ブロックを組み立ててクルマを作り上げ、完成したモデルのギミックで遊び、そして飾って鑑賞する、と多くの楽しさを与えてくれるレゴ®︎クルマセット。休日に親子で楽しむのもおすすめだ。



REPORT/GENROQ
PHOTO/レゴ®︎ブロック