BYD SEALION 6
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LEXUS NX450h+

レクサス初のPHEVとして登場した「NX450h+」

フル電動コンパクトSUV「ATTO 3」で悲願の日本市場参入を果たしたBYD(比亜迪)。BEVの普及スピードの遅れた日本市場における戦略的モデルとして、プラグインハイブリッド(PHEV)パワートレインを搭載する「シーライオン 6」の導入をスタートした。

シーライオン 6は、たっぷりとしたサイズ感のミドルサイズクロスオーバーながら、FWD仕様が398万2000円、AWD仕様448万8000円と、国産PHEVに対して高い価格競争力を携えてきた。

2014年に初代がデビューした「レクサス NX」は、2022年に2代目となる現行モデルが登場。RXよりもコンパクトなサイズに、ひと目でレクサスと分かる堂々としたエクステリアを備え、日本を含めた世界市場で高い人気を集めている。さらに2代目からは、レクサス初のPHEV仕様となる「NX450h+」がラインナップされた。

NXよりもひとつ上のセグメントに属するRXと、変わらないボディサイズを持つシーライオン 6は、全長で115mm、ホイールベースで75mm大きい。その恩恵は特にリヤシートのレッグスペースに現れている。車両重量に関しては、前後にモーターを搭載するNX450h+が、FWD仕様のシーライオン 6よりも365kgも重い。

BYD シーライオン 6

ボディサイズ=全長4775mm×全幅1890mm×全高1670mm
ホイールベース=2765mm
車両重量=1940kg
タイヤサイズ=235/50R19

レクサス NX450h+ version L

ボディサイズ=全長4660mm×全幅1865mm×全高1660mm
ホイールベース=2690mm
車両重量=2305kg
タイヤサイズ=235/50R20

パワフルな2.5リッター直4ターボを搭載

シーライオン 6のFWD仕様は、最高出力98PSを発生する1.5リッター直列4気筒自然吸気エンジンがフロントアクスルのモーターに電力を供給。EVモードでの航続距離は100km、トータルで1200km超の航続距離を誇る。現時点でAWD仕様の詳しいスペックは公開されていないが、こちらは1.5リッター直4ターボを搭載し、前後アクスルにモーターが配置される。

NX450h+は、2.5リッター直列4気筒ガソリンターボに2基のモーターを組み合わせ、リヤアクスルをモーターで駆動するAWDシステム「E-Four」を採用。EVモードでの航続距離は88km、システム最高出力はシーライオン 6を大きく上まわる309PSを発揮し、ハイウェイや高低差のあるワインディングロードにおいて、その真価を発揮する。

BYD シーライオン 6

エンジン形式=直列4気筒ガソリン+モーター
排気量=1498cc
エンジン最高出力=98PS/6000rpm
最大トルク=122Nm/4000〜4500rpm
モーター最高出力=145kW(定格出力60kW)
モーター最大トルク=300Nm
トランスミッション=e-CVT
駆動方式=FWD

レクサス NX450h+ version L

エンジン形式=直列4気筒ガソリン+2モーター
排気量=2487cc
最高出力=185PS/6000rpm
最大トルク=228Nm/3600〜3700rpm
システム最高出力=309PS
トランスミッション=CVT
駆動方式=AWD

高い価格競争力を備えるシーライオン 6

シーライオン 6のコクピットは、12.3インチ・メータークラスターに、大型の15.6インチ・タッチディスプレイをレイアウトし、室内に自然光をもたらす電動シェード付き「パノラミック・ガラスルーフ」を標準装備。NX450h+は、メーターナセル内に7インチマルチインフォメーションディスプレイ、センターには14インチタッチスクリーンがレイアウトされる。

レクサスが誇る高い質感の内外装が与えられたNX450h+と並べてしまうと、十分な装備が奢られているとはいえ、シーライオン 6は少々分が悪い。走行性能でもNX450h+が圧倒するが、シーライオン 6はAWDの上級仕様448万8000円で300万円、エントリー仕様のFWDであれば、350万円という価格的なアドンバンテージがある。

驚きのプライスタグを掲げ、日本市場に大きな波紋を投げかけたシーライオン 6。高い効率性を備えた先進のパワートレインに充実の装備類、そしてICEモデルと変わらない価格に、心動かされるカスタマーは少なくないはずだ。

車両本体価格

BYD シーライオン 6 398万2000円
レクサス NX450h+ version L 749万5000円