Bentley Batur Convertible #4

ベントレー史上最もラグジュアリーなオーダー

「ベントレー バトゥール コンバーチブル #4」のインテリア。
オーナーのソニア・ブレスローは、自身の好みを全て盛り込んだ「バトゥール コンバーチブル」を完成させるべく、マリナーにオーダーを行った。

現代に蘇ったコーチビルドカーとして「バカラル」や「バトゥール」に続いて導入された「バトゥール コンバーチブル」。最高出力750PSを発揮する6.0リッターW型12気筒ツインターボエンジンを搭載する最後のベントレーとなる。

16台のみがハンドメイドで製作されるバトゥール コンバーチブルの4番目の車両として完成した「バトゥール コンバーチブル #4」は、マリナーが手がけたコーチビルド史上最もラグジュアリーなオーダーを体現した。カスタマーとの協業プロセスは、マリナーが提供できる技術、カラー、マテリアル、仕上げの豊富さを示している。

オーナーのソニア・ブレスロー(Sonia Breslow)は、色や素材の美しい調和を重視し、すべてのディテールを自ら指定。ラグジュアリーな世界観を構築する美意識に加え、彼女自身が求める要素が全て盛り込まれている。ブレスローは完成したバトゥール コンバーチブル #4を前に、次のようにコメントした。

「私は物心ついた頃からずっと自動車に情熱を注いできました。このバトゥールは、生涯手放すつもりはありません。まさに“永遠の愛車”です。細部まで徹底的にこだわり、色を選び、濃淡や装備をひとつひとつ吟味し、他にはない存在に仕立てることは、最高の時間になりました」

史上初の特注カラールーフを採用

「ベントレー バトゥール コンバーチブル #4」のエクステリア。
「ブレスロー・ブルー」のルーフは、マリナーにとって初の特注カラー仕上げとなった。

バトゥール コンバーチブル #4は、専用調合されたカラーによるトライトーンデザインを採用。アッパーボディの「ブレスロー・ブルー(Breslow Blue)」はルーフキャンバスにも採用され、ルーフ収納時には同色のエアブリッジが出現する。特注カラールーフは、様々なベスポークを手掛けてきたマリナーにとっても、初の試みになった。

ロワボディカラーの「ミッドナイト・ブレスロー・ブルー(Midnight Breslow Blue)」は、ボンネットピンストライプ、ホイールやドアミラーのアクセントカラー、ポリッシュ仕上げのチタン製エキゾーストフィニッシャー、ブライトシルバーのグリルにも採り入れられている。ボンネットには、エンドレスな造形を際立たせる6mm幅のグロスシルバーのラインもあしらわれた。

3Dプリント製プラチナパーツを室内に採用

「ベントレー バトゥール コンバーチブル #4」のインテリア。
暖色系のカラーでまとめられたインテリアには、ベントレー初の3Dプリントで成形されたプラチナ製パーツが奢られた。

ドアを開けて、キャビンに足を踏み入れると、アニメーション・ウェルカムランプが41万5800枚の微小ミラーによって、手書き風のオーナー名を路面に投影。極めてパーソナルな演出を実現している。

インテリアは、タンやキャラメルといった秋色の暖かな色調に、淡いブルーのアクセントを組み合わせ、エアブリッジと同じ特注ブレスロー・ブルーを室内にも取り込んだ。トノカバーのコントラストステッチは、シート、ヘッドレスト、インストルメントパネルへと連なり、ディープパイルフロアマットには車名の由来である「バトゥール火山」の輪郭がさりげなく織り込まれている。

黎明期のベントレーから着想を得たブライトアルミニウム製エンジンスピン仕上げがダッシュボードを飾り、ベントレー・ローテーティング・ディスプレイには、特注カラーの3連メーターとサテンブルーのベントレー時計が組み合わされる。今回、ベントレー初となる3Dプリント製プラチナを採用。ステアリングのセンターマーカーやオルガンストップがこの貴金属で仕立てられ、独創性と革新性をアピールする。

2台のベントレー バトゥール コンバーチブルによる最終認証試験が開始され、まずはドイツからスペインまでの3000kmを走破した。

ベントレーの“ラストW12エンジン”車「バトゥール コンバーチブル」が最終認証試験でドイツ〜スペイン3000km走破【動画】

ベントレー・モーターズは6.0リッターW型12気筒ツインターボエンジンを搭載した「バトゥール コンバーチブル」が最終認証テストをスタートしたと発表。ベントレーのカスタマイズ部門であるマリナーによって開発されたバトゥール コンバーチブルはわずか16台のみ限定生産され、W12エンジンを搭載した最後のモデルとなる。