Kawasaki Premium Oil by Motul…3,100円/L〜

カワサキモータースジャパンは、親会社であるカワサキモータースとMOTUL Japanと共同で、二輪車専用エンジンオイル「Kawasaki Premium Oil by Motul」を開発し、2025年3月17日より発売する。
希望小売価格(税別)は、10W-40が3,100円/本、10W-50が3,200円/本となっている。取扱店舗は、全国のカワサキ正規取扱店およびカワサキオンラインショップである。
サステナブルオイルの採用
このエンジンオイルは、ツーリングや街乗りを楽しむライダーのために開発された。MOTULの代名詞であるエステル技術を駆使し、カワサキとの共同開発の証としてオイルの色にはライムグリーンを採用している。再精製油を使用する「サステナブルオイル」をベースとし、ボトルにもリサイクル原料を使用するなど、高い性能を維持しながらカーボンニュートラルに取り組む次世代テクノロジーを導入している。
再精製ベースオイルは、使用済潤滑油から高度な再精製プロセスを経て生成され、高品質なベースオイルとして使用される。これにMOTUL独自の最新テクノロジーを組み合わせることで、耐久性やレスポンスに優れた性能を実現している。環境だけでなく、ユーザーにとってもメリットのある製品となっている。ボトル背面にある“NGEN”ロゴは、このサステナブルオイルを使用したMOTUL製品の証である。
エステル×MOTUL独自ベースオイル
エステルテクノロジーにより、エンジンレスポンスが向上している。エステルと再精製ベースオイルで強化されたMOTUL独自のベースオイルを採用し、環境負荷低減を実現しながらも、再精製ベースオイル非採用の製品と同等以上のレベルでエンジン内部の摩擦損失を最小限に抑え、出力性能とスロットル応答性を向上させている。
また、クラッチグリップ力の向上とシフトチェンジの改善も図られている。JASO MA2規格を取得しており、クラッチ部の余分な滑りを抑制し、出力を最大限に路面に伝える。高いギア保護性能や、適切な摩擦係数によりシフトフィールが向上する性能を有している。
さらに、再精製ベースオイルとエステルによる高温時の保護性能も向上している。再精製ベースオイルとMOTULの革新的なエステルテクノロジーの組み合わせにより生み出されたサステナブルオイルは、高温下での酸化安定性や摩耗防止性に優れ、エンジンを保護し寿命を延ばす。
カワサキとMOTULが共同開発した「Kawasaki Premium Oil by Motul」は、環境に配慮したサステナブルオイルを採用しながら、高いエンジン性能と保護性能を実現している。ライダーにとって、エンジンのレスポンス向上やクラッチ操作性の改善など、多くのメリットを提供する製品である。
