【ステップ①来店】自宅からアクセスしやすい新車ディーラーへ行こう!

クルマを買うのは、意外に難しい。まず、売っている店の種類がいろいろとある。さらにクルマの車種が多く、同じような見た目でも、内容によって価格に大きな差がある。また、本体だけでなく、装備類を選び、オプションを追加することもできるなど、決める項目がたくさんある。そのうえで、見積りの内容を理解するのにも知識が必要だし、最後に契約書を交わすのもクルマ購買ならではのステップである。高価な商品だけに、細かく選べることができるが、その分、手間もかかるというわけだ。

そんなクルマの購入を細かく見ていくと、6つのステップに分割することができる。それが「来店」「クルマ選び」「試乗」「仕様決定」「見積り」「契約」である。

この記事では、6つのステップごとに、埼玉ダイハツ販売浦和店のスタッフである山崎さんのアドバイスを交えつつ、前篇と後篇に分けて説明していこう。ちなみに、埼玉ダイハツ販売浦和店の近隣には大きな駅が最寄りにあって利便性がいいので、クルマを持たない人も多いとか。そのため初めてクルマを購入するという人が数多く来店してくるという。まさに、初心者のクルマ購入のアドバイスを聞くのにうってつけの店舗とスタッフと言えるだろう。

そんなクルマ購買の最初のステップとなるのが「来店」だ。ポイントとなるのは、どこで買うのかということ。そもそもクルマは、自動車メーカーとは別会社となる販売会社が販売する製品だ。そして、その販売会社にもいろいろな種類がある。自動車メーカー一社と専属契約している新車ディーラーが代表格となるが、それ以外にも複数メーカーのクルマを扱っている販売店であったり、中古車販売や修理工場など他業種を主とする業販店という存在もある。「やはり初めてクルマを買うのであれば、設備が整っており、幅広いサービスが用意されている新車ディーラーがおすすめです」と山崎さん。

新車ディーラーは規模が大きく、全国的に統一したルールで運用されている。言ってみれば全国チェーンの店舗。それに対して業販店は小規模な個人経営の店舗となる。小さな店舗は小回りが利くけれど、初めての購入ならやはり全国チェーンの店舗が安心だろう。

「新車ディーラーは“怖い場所ではないんですよ”ということを伝えるよう店舗全体で常に心がけています」と山崎さん。

立派な店構えは敷居が高そうだが、実はそうでもない。結論を言えば、初心者なら新車ディーラーに出向くのが最適解なのである。

クルマは購入後も、メンテナンスや車検、修理など、来店の機会が多く、新車ディーラーとの付き合いが長く続く。そのため、自宅からアクセスしやすい場所にある店舗を選ぶのも重要なポイントである。

来店するときは、最初に電話や店舗ホームページの問い合わせフォームなどで、アポイントを取ることがおすすめ。無駄な待ち時間がなく、スムーズに相談できるからだ。

【取材協力・埼玉ダイハツ販売 浦和店】

目印はダイハツの看板。JR武蔵浦和駅より国道17号へ出て、戸田方面へ600mほどの場所にある。
  • 住所:埼玉県さいたま市南区根岸5-16-6
  • 電話:048-862-3311
  • 定休日:月曜日/第1&第3火曜日

アドバイザー山崎 剛さん

「クルマは一度購入すると長く使うものです。その場限りではなく、長期的な関係を築けるよう、信頼を大切にしています」と、10年以上の経験を持つスタッフの山崎さん。
店内にはキッズコーナーも用意されており、子ども連れでの来店もウエルカムだ。
浦和店は新車販売だけでなく、中古車販売やカーシェアなど、幅広いニーズに応える。
将来を見据えてEV用の急速充電なども備える。ダイハツ車以外でも使用は可能だ。

【ステップ②クルマ選び】ライフスタイルと趣味にあわせた車種を探そう

新車ディーラーを訪れたならば、次に行うのが、「クルマ選び」だ。

軽自動車には、さまざまな車種がある。ジャンルを挙げれば、いま一番人気の背が高くスライドドアを採用したスーパーハイト、背が中ぐらいで使い勝手に優れたハイトワゴン、個性豊かなモデルが揃うSUV&スペシャルティ、軽自動車のスタンダードであるセダン、さらにバン&ワンボックス、トラックがある。

そんな数多くのジャンルの中から、ひとつの適切なクルマを選ぶのは難しい。買った後で、「やっぱり使いにくい」と思っても交換できないから、慎重にクルマを選ばなければならないのだ。

そこで頼りになるのが、新車ディーラーのスタッフである。「クルマ選びに関しては、お客様の趣味や嗜好、家族構成、ライフスタイルにあわせてアドバイスしています」と山崎さん。

そうした適切なアドバイスを得るには、スタッフと顧客の十分なコミュニケーションが必要となる。スタッフは「クルマを買うためのアドバイザーである」と考えて、自分の望みや生活の様子などを伝えるようにしよう。プライバシーを守りたい気持ちは大切だが、ある程度の情報提供は必須であると理解しよう。

クルマ選びは、購入希望者の趣味嗜好、ライフスタイルに合致することが重要だ。

軽自動車でもジャンルはいろいろある

両側スライドドアの一番人気
【スーパーハイト】

最も車高が高く、スライドドアを備えているのが特徴。現在、一番売れているジャンルだ。

バランスの良さが魅力
【ハイトワゴン】

車高の高さは中ぐらい。最新モデルではスライドドアの採用がスタートしている。

アクティブなイメージで人気
【SUV】

アウトドア向けのイメージが強く、登録車では特に人気のあるジャンルだ。

走りとスタイルを楽しむ
【スペシャルティ】

スポーティなスタイルと走りを魅力とする。ダイハツは「コペン」が該当する。

コスパの高さが魅力
【セダン】

最も背が低い4ドアモデル。古くからあり、コスパの良さが特徴となる。

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