用途に応じた4パターンのバリエーションからチョイス

商用バンのN-VANをベースとした電気自動車。高めの全高とホンダ自慢の低床化技術、助手席側のセンターピラーレスによる大開口による積載性の高さが美点だ。床下に薄型バッテリーを配置することで、広大な室内と荷室空間を実現した。助手席と後席片側をダイブダウンさせることで2645mmの奥行きを確保したり、助手席背もたれを前倒ししてテーブルにしたりできるなど、使い勝手はガソリン車と同等となっている。

一充電あたりの航続距離は、245km(WLTCモード)と近距離を中心とした配送業などには十分な距離を確保。充電は6.0kW普通充電で約4.5時間、50kWの急速充電を使うと約30分で80%までの充電が可能だ。日常の買い物や通勤などはもちろん、泊まりがけのキャンプなどの趣味でも実用になる航続距離を達成している。

アプリで設定可能な「お出かけ前タイマー設定」、バッテリーの充電時間帯を曜日別に設定できる「充電待機時間設定」などのほか、「外部給電下限SOC設定」も用意。こちらは、「パワーサプライコネクター」などのAC外部給電器を使い、キャンプなどでの家電使用時に、設定した残充電量になると自動で給電を停止する機能で、給電機能の使い過ぎを防げる。

走りはモーター駆動らしく、出足がスムーズで、回生ブレーキの恩恵もありストップ&ゴーを楽にこなせるのが美点だ。静粛性はそれなりだが、乗り心地は想像よりも良好で快適性も高い。

  • リアドアの開き方:スライドドア
  • 最小回転半径:4.6m
  • 全高:1960mm(「e: G」)は1950mm
『ビジネスユースにも有効なEV走行』アクセルペダルから足を離すと、エンジンブレーキよりも自然な減速コントロールができ、荷物を安全に運べるのはEVならではのメリット。住宅街の配送も、静粛性の高さがうれしい。

●商用からパーソナルまで4タイプが揃う!

『e: G』
商用ユースに特化して、シートは運転席の1席のみ。長尺物を積めるよう、4人乗りに比べて120㎜フロア高を下げ、N-VANガソリンモデルに比べて室内長を95㎜延長した。
『e: L2』
運転席とその後席の2シータータンデムレイアウト。助手席側を積載スペースとして存分に活用できるのがメリットで、ピラーレスの大開口部も乗せ下ろしのしやすさに直結。
『e: L4』
4席を配置したスタンダードモデルで、フロア下にバッテリーを搭載しながらガソリン車同様の広大な荷室空間を実現したのがポイント。エクステリアには2トーンカラーも設定。
『e: FUN』
「e: L4」をベースに、趣味やレジャーに向けたパーソナル仕様。インテリアは明るいベージュ、エクステリアでは特徴的なLEDヘッドライトを採用、急速充電も標準装備される。

【N-VAN e:/e:ファン】の詳細はコチラ

※車両価格と燃費は最低値と最高値、発表は現行車がデビューした時期、販売台数とランキングは2025年1月から9月の統計データ。グレードやオプションランキング内の%は、各メーカーに実施したアンケート調査に基づくデータです(一部編集部おすすめもあり)。衝突被害軽減ブレーキ搭載車は「サポカー」対応になるが、サポカーS対応の場合は、上記の機能がプラスされることで「サポカーSベーシック」「サポカーSベーシック+」「サポカーSワイド」とグレードアップする。

【人気No.1グレードに標準装備されている人気装備をココで判別!】

●[マークが緑色]→標準装備 ●[マークが黄色]→オプション設定あり ●[マークが薄い]→設定なし
グレードパワートレイン定格電力価格(急速充電なし/急速充電あり)
e: Gモーター39kW243万9800円/254万9800円
e: L2モーター39kW254万9800円/265万9800円
e: L4モーター47kW269万9400円/280万9400円
e: FUNモーター47kW設定なし/291万9400円
※「e: G」「e: L2」はHonda ON限定モデル。

※本誌掲載のデータは2025年12月の編集部調べによるものです。掲載した写真・仕様・諸元・価格が実際のモデルと異なる場合があります。詳しくはディーラー、またはメーカーにお問い合わせください。

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