「9代目 アルト 114.29万円〜」無駄を廃し求められるものを十分身に着けた、究極の実用車【小さい! 魅惑の軽ハッチバック】

軽自動車に求められるニーズをギュッと詰め込み、先進予防安全機能も備えるなど、見過ごせないモデル揃い軽自動車の源流ともいえるセダン。軽自動車の「セダン」の定義は、全高1550㎜以下で、機械式の立体駐車場に入庫可能なものとされる。また軽自動車の「セダン」は、3ボックスでなくハッチバックとなる。スーパーハイトやハイトワゴン、SUVほどには注目を集めてはいないが、限られたサイズの中で最大級の居住性を確保するとともに多彩な収納など、ユーザー重視な使い勝手の良さが追求されている。快適性や安全装備など、コストパフォーマンスに優れたカテゴリーだ。

【ダイハツ・ミライース】

軽カーセダンのベンチマークとして燃費性能や快適性、安全性を追求

もともとは、「第3のエコカー」をコンセプトに開発されたセダン系モデルで、20世紀の終わりごろから軽自動車の主流が背高のワゴン系に移っていった中で、軽量かつコンパクトで低価格という、軽自動車の本質をあらためて見つめ直すべく開発された。

「第3のエコカー」というのは、ハイブリッドカーや電気自動車のように先進技術に頼ることなく、既存技術の積み重ねより、持ち前の軽さを強みとする軽自動車の効率を突き詰めることで、極限まで低燃費を追求したという意味だ。

2011年発売の初代モデルでは従来比で実に4割もの燃費改善を達成し、ハイブリッドカー並みの低燃費をハイブリッドカーの半額で実現するという当初の商品コンセプトを具現化した。

17年発売の現行の2代目モデルは、初代と同じく「低燃費/低価格/シンプル設計」のコンセプトを受け継いだプレーンで無駄のないデザインに加えて、車体の大幅な軽量化や空力性能の向上による燃費向上、予防安全機能の搭載など商品力を向上させている。

一方で、まったく毛色の違うミライースとして、コペンに次いでトヨタのモータースポーツブランドである「GR(ガズーレーシング)」の一員となる「ミライースGRスポーツ」の市販化が大いに注目を集めている。「東京オートサロン2025」で披露された同車は迫力あるエアロパーツをまとい、ターボエンジンに5速MTを組み合わされることが発表されている。本格的な走りを楽しめる軽自動車のひさびさの登場に期待する声は小さくない。

【●ココがポイント】
スマートアシストⅢが標準装備で、日常使いに十分な装備が備わり、価格と装備のバランスがよくコストパフォーマンスに優れる「X“SAⅢ”」が合理的な選択肢といえそう。予算重視なら「L“SAⅢ”」、装備重視なら「G“SAⅢ”」だ。
  • リアドアの開き方:スイングドア
  • 最小回転半径:4.4m
  • 全高:1500mm(4WD車は1510mm)
『優れたパッケージング』
コンパクトなボディながら、ヒップポイントを下げた新設計のフロントシートにより、余裕あるヘッドクリアランスと合わせ前方視界も拡大。後席の居住性も配慮され、十分なニークリアランスが確保されている。
スイッチ式バックドアオープナーを標準装備するほか、キーレスエントリーなど、全グレードで快適装備が充実。「スマートアシストⅢ」も全車標準採用。

【ミライース】の詳細DATAはコチラ

※車両価格と燃費は最低値と最高値、発表は現行車がデビューした時期、販売台数とランキングは2025年1月から9月の統計データ。グレードやオプションランキング内の%は、各メーカーに実施したアンケート調査に基づくデータです(一部編集部おすすめもあり)。衝突被害軽減ブレーキ搭載車は「サポカー」対応になるが、サポカーS対応の場合は、上記の機能がプラスされることで「サポカーSベーシック」「サポカーSベーシック+」「サポカーSワイド」とグレードアップする。

【人気No.1グレードに標準装備されている人気装備をココで判別!】

●マークが緑色→[標準装備]/▲マークが黄色→[オプション設定あり]/◾️マークが薄い→[設定なし]
グレードパワートレイン価格(2WD/4WD)
B“SAⅢ”0.66L99万2200円/111万8700円
L“SAⅢ”0.66L102万5200円/115万1700円
X“SAⅢ”0.66L117万9200円/130万5700円
G“SAⅢ”0.66L132万0000円/144万6500円
※ミッションは全車CVT。

※データは2025年12月の編集部調べによるものです。掲載した写真・仕様・諸元・価格が実際のモデルと異なる場合があります。詳しくはディーラー、またはメーカーにお問い合わせください。

「低めの車高でも後席スライドが大人気!?」7代目に進化したダイハツ・ムーヴ

【#001/ダイハツ・ムーヴ 実用的でいて走りも楽しいハイトワゴン】 ムーヴのフルチェンとワゴンRのマイチェンで再び大きな注目を集める軽自動車のメインストリーム。スーパーハイトに人気が集中する中、このところ大きな動きのなかったハイトワゴン市場が活気に満ちてきた。2025年は6月にダイハツ・ムーヴのフルモデルチェンジが発表され、それを追うように9月にはホンダ N-WGNが一部改良。さらに12月にはスズキ ワゴンRもマイナーチェンジされた。手頃で便利なカテゴリーが再び脚光を浴びようとしている。

「ちいさかわいいラパン」ターボはないけど4WDはあるよ!【小さい! 魅惑の軽ハッチバック】

軽自動車に求められるニーズをギュッと詰め込み、先進予防安全機能も備えるなど、見過ごせないモデル揃い軽自動車の源流ともいえるセダン。軽自動車の「セダン」の定義は、全高1550㎜以下で、機械式の立体駐車場に入庫可能なものとされる。また軽自動車の「セダン」は、3ボックスでなくハッチバックとなる。スーパーハイトやハイトワゴン、SUVほどには注目を集めてはいないが、限られたサイズの中で最大級の居住性を確保するとともに多彩な収納など、ユーザー重視な使い勝手の良さが追求されている。快適性や安全装備など、コストパフォーマンスに優れたカテゴリーだ。

モーターファン別冊『最新軽自動車カタログ2026』より