Land Rover Defender 110
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Land Rover Defender 130

リヤオーバーハングをストレッチ

1948年に誕生した初代「ランドローバー シリーズI」を源流とする、本格オフローダー「ランドローバー ディフェンダー」が、2016年をもって生産を終了。その後、初代ディフェンダーの歴史を再解釈する形で、新型「ディフェンダー(L663型)」が2019年にデビューを飾った。

新たに生まれ変わったディフェンダーは、ラダーフレームからアルミニウム製モノコック構造「D7xアーキテクチャ」に変更。ボディ剛性とオンロードにける快適性を両立しつつ、ディフェンダーに求められる悪路走破性を手に入れた。2021年以降、内外装やインフォテインメントシステムのアップデート、ハイブリッドモデルの追加など段階的な改良が繰り返されている。

「90」「110」「130」と3種類のボディタイプを展開し、5ドアの「ディフェンダー 110」は、5人乗りと7人乗りをラインナップする中核モデル。シリーズ最大のボディサイズを誇る「ディフェンダー 130」は3列シートのストレッチ仕様。大人がゆったりと座れる居住性と大容量のラゲッジを両立し、多人数乗車やファミリーユースに適したモデルとなる。

110、130のホイールベースはともに3020mm。130はリヤのオーバハングを330mmストレッチすることで、3列目シートにも十分なレッグスペースが確保されている。ただし、車両重量は200kg以上も重くなる。

ディフェンダー 110 X

ボディサイズ=全長4945mm×全幅1995mm×全高1970mm
ホイールベース=3020mm
車両重量=2430kg
タイヤサイズ=255/60R20

ディフェンダー 130 X

ボディサイズ=全長5275mm×全幅1995mm×全高1970mm
ホイールベース=3020mm
車両重量=2640kg
タイヤサイズ=255/60R20

追い越し時に実感する“軽さ”

今回は豊富なパワーユニットを展開する現行ディフェンダーから、3.0リッター直列6気筒ディーゼルターボに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせた中間グレードの「X」で比較した。

最高出力350PS、最大トルク700Nmと同じスペックが与えられるが、0-100km/h加速は軽さを活かした100が、130より0.4秒も速い。特に高速道路における追い越し加速時などにおいて、その軽さを実感することになるだろう。また、110には最高出力635PSの4.4リッターV型8気筒ツインターボを搭載するハイパフォーマンス仕様「OCTA」も用意される。

ディフェンダー 110 X

エンジン形式=直列6気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
排気量=2993cc
最高出力=350PS/4000rpm
最大トルク=700Nm/1500〜3000rpm
トランスミッション=8速AT
駆動方式=AWD
最高速度=191km/h
0-100km/k加速=6.4秒

ディフェンダー 130 X

エンジン形式=直列6気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド
排気量=2993cc
最高出力=350PS/4000rpm
最大トルク=700Nm/1500〜3000rpm
トランスミッション=8速AT
駆動方式=AWD
最高速度=191km/h
0-100km/k加速=6.8秒

抜群のユーティリティか走破性能か

ディフェンダーのコクピットは、12.3インチインタラクティブ・ドライバーディスプレイに、13.1インチセンタータッチスクリーンを配置。浮遊感のあるセンターディスプレイは、スマートフォンのような直感的な操作が可能で、新設計のセンターコンソールはスライド式収納が導入された。

どちらも3列シートを選ぶことができるが、130は前述のようにリヤオーバーハングを延長したことで、3列目にも2列目と変わらないレベルの居住空間が確保される。さらにラゲッジスペースは、3列目使用時でも389L、シートを折りたたむことで最大2291L(8人乗り)にまで拡大。あらゆる人数や用途に対応する、抜群のユーティリティ性を備えている。

走行性能に関しては、リヤオーバーハングの短い110が、優れた取りまわし性や、オフロード走行時のアプローチ/デパーチャーアングルなどで優位に立つ。同一のパワートレインと装備を備える「X」グレードで比較すると、価格差は143万円。居住性重視か、機動性を優先するか……。家族構成や主な使用シーンに応じて選択が分かれることになりそうだ。

車両本体価格

ディフェンダー 110 X 1414万円
ディフェンダー 130 X 1557万円

ツイステッド T110

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