
ヤマハWR155R……39万90000円
WR155Rが上陸すると聞いて「どんなマシンがやってくるのだろう?」と思った。東南アジアから輸入される車両は、コストをおさえたチープな作りのものも少なくないが、最近は価格は抑えられているのに高性能で質感も高いというマシンが少なくない。また東南アジアと言えば最も大きなマーケットというだけあって、各メーカーの気合の入り方が違う。エンデューロマシンWRの名前をつけているのだから、それに恥じないポテンシャルを持っているのではないだろうか。



アスファルト路面の市街地での乗りやすさを感じる
ファーストフィーリングは上々の感触だった。シャープで攻撃的なデザインを持ちながら、前後サスペンションや制動装置などは本格的なスペックとなっており、全体の質感も高い。オフロードマシンなので当たり前だが、軽量な車体も取り回しがしやすそうだ。
市街地で乗ってみるとレスポンスのいいエンジンフィーリングが楽しい。低回転のトルクも十分なので燃費を気にした節約走行もできるし、エンジンには可変バルブが付いており、高回転まで回せばパワフルな走りができる。
オフロードでは軽量な車体が走りを鋭くする

オフロード試乗ではディープなマディ路面だったが、トルクを活かして急加速しなければ安定した走破性を見せてくれた。前後サスペンションはよく動き、軽いジャンプもこなしてみせる。オールマイティーに扱いやすさを感じた。