FERRARI GOLD COIN

V6ハイブリッドの進化を表現

記念金貨と同時発売される記念銀貨3枚セットには、フェラーリのV6ハイブリッドの進化が表現されている。
記念金貨と同時発売される記念銀貨3枚セットには、フェラーリのV6ハイブリッドの進化が表現されている。

イタリア国立造幣局は、財務省が発行する2026年のコインコレクションを発表した。今回、世界耐久選手権(WEC)を戦うフェラーリ 499Pが描かれた100ユーロ金貨は499枚が限定販売される。ル・マン24時間レース3連覇、さらに2025年シーズンのWECにおいて、ドライバーズ選手権とマニュファクチャラーズ選手権連覇を達成した499Pの偉業を讃えている。

合わせて、額面6ユーロの銀貨3枚セットも発表。こちらは5000セット限定となり、レーシングカーと市販スポーツカーの技術移転のストーリーが表現された。記念銀貨には「F80」「499P」「296 スペチアーレ」のフェラーリ3台が選ばれている。

金貨と銀貨の共通テーマがV型6気筒ハイブリッドパワートレイン。フェラーリが独自開発したV6ハイブリッドは、499PによってWECの舞台で成功を収め、パワー、信頼性、そして優れた効率性を証明した。120度のバンク角を持つ3.0リッターV6ツインターボに電動モーターを組み合わせたこの技術は、その後レイアウト変更を経て市販モデルへと転用。サーキットだけでなく公道でも、レスポンスと最高のパフォーマンスを実現している。

2024年にはこのV6ハイブリッドがF80用に進化、内燃エンジン単体で最高出力900PS、システム最後出力1200PSを発揮。続く2025年には296 GTBのハイパフォーマンス仕様の296 スペチアーレがデビュー。出力700PSのV6エンジンと電動モーターを組み合わせ、システム最高出力は880PSに達している。

フェラーリ 296 スペチアーレ

【マラネッロ周辺130km試乗記】公道試乗に見たフェラーリ296スペチアーレの素性

最高出力880PSを発揮するV6ツインターボPHEVを搭載する「296 スペチアーレ」。数字は過激だが、その驚くべき才能は公道ではどのような振る舞いになるのか? マラネッロ市街からワインディングまで128kmを走って、日常速度域に見た素顔と使い勝手、ハイブリッドの作法を報告する。