ヤマハXSR125 ABS
ヤマハ伝統のデルタボックスフレームに水冷4バルブエンジンを搭載。兄弟車はMT-125とYZF-R125で海外モデルは155cc版もアリ。●50万6000円(2026年2月現在) ※写真は「XSR125カスタムプロジェクト」進行中の車両でノーマル車ではありません。

休日のカスタムメニューはこのくらいがちょうどイイ

ども、どこへ行っても雨が降るスーパー雨男、ガレージ146 のイシムです。

そんなオレにしては珍しくよく晴れた晴天のサタデーモーニング!

最高のシュチュエーションの中、朝っぱらから第三京浜に乗った。

環八から入口のコーナーを抜けて、太陽を浴びながら多摩川を渡る瞬間がほんと気持ちイイ。

気分はハワイのH1ハイウェイ! 控えめに言ってサイコーです。

ぶっ飛ばす(気分だけですよ)こと数十分、料金所を降りて作業場所であり秘密基地でもあるガレージへ到着。

本日の作業はハンドル交換とフェンダーレスキットの取り付けです。

XSR125用キジマ製ハンドルバーを用意

今回装着したのはKIJIMAからリリースされているスチール製ハンドルバーでXSR125専用品。ハンドルスイッチの回り止めの穴あけ済みで、ノーマルにはないハンドルブレース付きが気分を盛り上げる。ハンドル高がアップし手前にくるイメージかな。

商品名:ハンドルトラッカー バー付き

カラー:マットブラック、クロームメッキ

価格:8250円(マットブラック)、8580円(メッキ)

上がノーマル(純正品)で、下が今回交換したキジマ製。

狙いはハンドルを高くして前傾姿勢をやわらげる けれど作業中に問題発生!?

まずはハンドル交換から。

XSR125用なのでスイッチボックスの穴開け加工済みでサクッと進む予定。

純正に比べてハンドルグリップ1本分くらい高くなって、少ししぼれる感じでしょうか。

腕の短い(足も)オレには低くて遠かったハンドルがより自然なポジションになるといいな。

バーエンド外してグリップ抜いてと、いつもの流れで進めていくと、さっそく問題発生!

説明書にも注意書きがありましたがブレーキホースが届かない(汗)

そのあたりは想定内なのでホースやアクセルワイヤー等の取り回しを変更して対応。まあ慣れた作業です。

と思ったらお次はクラッチレバーホルダーがハンドルにスルッと入らない(汗)。

塗膜が厚いのでしょうか?無理やり入れるとハンドルの塗装が剥がれてしまうので、あまりやりたくないけどホルダーをマイナスドライバーを差し込んで少しだけ広げて無事装着。

すると今度はクラッチワイヤーが届かない(汗)。調整限界までずらし、フロントフォークの外側に取り回しを

変えて対応しました。

最後はハンドルを左右に切ってアクセル&クラッチ共に突っ張り感もなく遊びもセーフ!

跨った感じは……すごく良い!

てなわけでハンドル交換は無事?終了。XSR125のハンドルが少し遠いと感じている人は候補に入れておいてください。そんなハンドル交換作業の手順とコツは下記を参考にしてくださいね。



ハンドルバー交換作業のポイント

ハンドル交換作業で使用した工具。一般的な工具ばかりだが、ドライバーなんかは1本でなんとかしようとせずサイズ違いを多用することでボルト類のダメージも少なくクリーンな見た目をキープできるのだ。スパナが多いのはワイヤーステー等を外したため。
作業中に傷が付かないよう、燃料タンク(XSR125はダミーのカバーだけど)に布を被せる。こうした気遣いが愛車を綺麗に保つコツだよ。
バーエンド内部のツメと、ハンドルバーに空いた穴がカチッとハマっている。グリップを内側にずらし、ツメを押すとバーエンドが外れる。
ハンドルが高くなった分、ワイヤー類の長さが足りずがパツパツに。これだとハンドルを左右に切った際に危ないため、ワイヤーが通る場所を変えるなどして対応。できるだけ無理のないレイアウトにしたい。大幅に寸法の違うハンドルを装着したい人は、別途ロングワイヤーなどを用意した方が安心だ。
難儀したのがクラッチワイヤー。エンジン側の調整を最大まで緩めて(ワイヤーの自由長を長くする)レバー側で微調整した。こうした問題?をクリアしながら進めるのもカスタムの醍醐味だ。
ハンドル交換後は、乗車姿勢に近くなるようバイクにまたがって角度を微調整。こだわる人は普段使うグローブをはめて調整するよ。

ハンドルバー交換 ビフォー・アフター

ビフォー:ノーマルハンドルを正面から見た図
アフター:ハンドル交換後、正面から見た図。グリップ1本分高くなり、アップライトなポジションを実現。ブレース付きだからオフっぽさも増した印象だ。ハンドル幅も少しだけどスリムに。

停まっている時の美しさも気にしたい ちょっとしたコダワリとは?

コダワリその1:ハンドルの取り付け角度は、真横から見た時にフロントフォークと一直線(平行)が、イシム流。経験値ではあるけれど、倒し過ぎると曲がりずらく、手前だと入力に対してワンテンポ遅れてしまう。
こだわりその2:ワイヤーの取り回しを変えたため、ワイヤーがばらつかないようゴムホースとナイロン結束バンドで2本をまとめた。こうした小さな積み重ねがカスタムには大切だ。

ハンドルが近くなって乗りやすさマシマシ!

作業が終わり、試運転がてら待ちに待ったランチへGO! 

ボクはランチタイムサービスの焼肉定食をチョイス。で、調子乗ってスープ代わりに普通のラーメンを追加w

町中華は値段も安くてボリューム満点。作業の後のごはんは旨い。この後、走行シーンの撮影が残っているけど問題ナッシング笑

しかしハンドル交換して乗りやすくなりました。個人的にはすごく良いポジションです。

さてお次は何しましょ?

Don‘t miss it!

XSR125諸元


XSR125
認定型式/原動機打刻型式8BJ-RE46J/E34LE
全長/全幅/全高2,030mm/ 805mm/1,075mm
シート高810mm
軸間距離1,325mm
最低地上高170mm
車両重量137kg
燃料消費率*1国土交通省届出値
定地燃費値*2
60.3km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 *349.4km/L(クラス2 サブクラス2-2)1名乗車時
原動機種類水冷・4ストローク・SOHC・4バルブ
気筒数配列単気筒
総排気量124cm3
内径×行程52.0mm×58.7mm
圧縮比11.2:1
最高出力11kW(15PS)/10,000r/min
最大トルク12N・m(1.2kgf・m)/8,000r/min
始動方式セルフ式
潤滑方式ウェットサンプ
エンジンオイル容量1.05L
燃料タンク容量10L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式フューエルインジェクション
点火方式TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式12V, 3.0Ah(10HR)/YTZ4V
1次減速比/2次減速比3.041(73/24)/3.714(52/14)
クラッチ形式湿式, 多板
変速装置/変速方式常時噛合式6速/リターン式
変速比1速:2.833 2速:1.875 3速:1.363 4速:1.142 5速:0.956 6速:0.840
フレーム形式ダイヤモンド
キャスター/トレール25°30′/88mm
タイヤサイズ(前/後)110/70-17M/C(54S)(チューブレス)/140/70-17M/C(66S)(チューブレス)
制動装置形式(前/後)油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後)テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプLED
乗車定員2名
※この記事は月刊モトチャンプ2024年11月号を基に加筆修正を行っています