前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2026年2月16日〜22日に発表されたニュースを紹介する。

バイク王&カンパニーが女性ライダーのリアルな声を全国へ

「常識を壊し、新たな価値と感動を生む」を掲げるバイク王&カンパニーは、日常のバイクライフをSNSで発信し続ける女性ライダー・奥沙織を新たな公式アンバサダーに迎えた。奥はこれまで自身の体験や視点から、ツーリングの楽しさや日常のバイクとの関わりを等身大で発信してきたが、そのリアルな声こそがバイクライフの魅力を多くの人に伝える力になると判断されたためだ。今後は当社のSNSやイベントを通じ、奥自身の視点でバイクとの多様な付き合い方を届け、バイクライフの裾野をさらに広げていく。

バイク王&カンパニーが目指すのは単なる中古バイクの売買提供ではない。バイクに乗る時間だけでなく、ライフステージの変化で一度手放す瞬間や新たに迎える瞬間まで含めて、ライダーの「バイク愛」に寄り添うことを重視している。愛車と過ごす時間が長くなるほど人生が豊かになるよう、サービスや活動の設計に反映させているという考えに基づき、リアルなライダーの体験を多くの人に届けることが重要視された。奥の言葉や体験談はそんな理念と重なるものとして評価され、アンバサダーとしての起用に至った。

彼女が発信する日常の様子は関西地区を中心に広がっているが、日本全体ではいまだに女性ライダーの割合は限定的だ。バイクに興味はあっても「難しそう」「よく分からない」と感じ、最初の一歩を踏み出せない人は決して少なくない。奥の発信はそうした層にとって特別な存在ではなく、身近なライダーの言葉として受け止められ、バイクライフの入口を後押しする力となってきた。当社はこれまで関東中心にアンバサダー活動を展開してきたが、奥の地元である関西地区でもその魅力を発信し、幅広いライダーコミュニティとの接点をつくっていく。

アンバサダーとしての今後の活動では、彼女がTikTokやInstagramなどのショート動画を中心に、関西を舞台に日常的なバイクライフを届ける計画だ。等身大のライダー目線で、多様なバイクの楽しみ方を発信していくことに加え、イベント参加なども視野に入れながら、バイクとの関わり方の幅を示していくという。この取り組みを通じて、当社はより多くのライダーがバイクライフをより長く、充実して楽しめる環境づくりを後押しする方針だ。

奥自身はアンバサダー就任に際して「正直とても驚いた」と率直な感想を語りつつ、ライダーが次の一歩を踏み出すきっかけをつくる存在でありたいという思いを語っている。売買という行為にとどまらず、ライダー一人ひとりの背景や想いに寄り添う姿勢に触れたことで、これからもバイクライフが楽しく続くような視点や情報を自分の言葉で発信していきたいとの強い意志を示した。

奥沙織は大阪府泉佐野市出身で31歳。公認心理師、ナースとして医療現場に携わりながら、ライダーとして9年のキャリアを持つ。これまでドラッグスター250やNSF100を経て、現在はYZF-R25を所有し、複数のSNSで日常のバイクライフや感じたことを自身の言葉で発信してきた。またバイク用品メーカーや関連サービスとのコラボレーション実績も有する。そのリアルな視点は、これから全国のライダーに向けた発信でさらに活かされていくことになる。

バイク王&カンパニーは1994年9月に創業以来、中古バイクの買取・販売を軸に全国で事業を展開してきた企業だ。整備・パーツ販売・レンタルなどバイクライフを総合的にサポートするサービスを提供しつつ、近年は電動モビリティ等へと事業領域を広げている。これから奥のアンバサダー活動を中心に、これまで以上に多様なライダーのニーズに応え、バイクライフ全般の充実を図る姿勢を鮮明にしている。 

ヤマハ発動機の部品を家具アートへ昇華する共創プロジェクト第2弾

船場とヤマハ発動機が、横浜みなとみらいの共創スペース「YAMAHA MOTOR Regenerative Lab」で共に開発したバイク部品を活用したオリジナルファニチャーを公開した。プロジェクトは同ラボのコンセプトである「共感がめぐり、共創が生まれ続ける拠点」を体現する取り組みとして始まり、第2弾ではヤマハのモーターサイクル事業から生まれた高精度部品と技術を家具のデザインに落とし込むことに挑戦している。鍛造技術を象徴するテーブルは透明レジンに部材を封入、角度によって見え方が変わる立体表現と素材感が特徴となる。名車「SR400」をオマージュした塗装テーブルや「YZF-R25」をモチーフにした作品、そして実際のエンジン機構を再現する照明など、多彩なアイテムが並び、モノづくりの価値や職人技への理解を深める場として機能している。空間全体は技術とデザインの融合を体感させる展示となっている。 

トライアンフ、モーターサイクルショーで過去最大規模ブース出展へ

トライアンフモーターサイクルズジャパンが2026年3月開催の「大阪モーターサイクルショー」と「東京モーターサイクルショー」において、過去最大規模のブースを展開し最新モデルを一挙展示することを発表した。東京会場では国内外メーカーで最大の400㎡ブースを確保し、2025年10月以降に発表されたモダンクラシックシリーズやロードスター、アドベンチャー、そして日本初披露となる400ccシリーズ「Thruxton 400」「Tracker 400」など27車種のラインナップを来場者に披露する予定だ。来場者は実際に車両を見て触れ、跨ることができ、トライアンフの“楽しむ”世界観を体感できる場となる見込みだ。加えて2026年のブースは単なる展示スペースにとどまらず、体験型のテーマパークとして進化し、さまざまな企画が予定されている。今回の出展はブランドの魅力を直に伝える機会として注目を集めている。 

次世代EV三輪モビリティ「threee」が本格始動、企業の足と収益を同時に変革

CREVAS GROUPは、次世代EV三輪モビリティブランド「hreee(スリー)」の本格提供を開始し、2026年3月1日に東京都港区の本社内に実車を見られるショールームをオープンすると発表した。ブランドは「コンパクト×クリーン×スマート」のコンセプトで、普通免許で乗れる側車付軽二輪仕様の3モデルをラインナップ。3人乗りの屋根付きモデルfelio、荷台付きの働くモビリティtrava、スタイリッシュな2人乗りbikeeが揃い、日常の移動から業務用途まで幅広いニーズに応える。導入の障壁となる初期費用については同社の「ゼロクレール」スキームを活用し、初期投資0円で導入可能としたことで、企業の脱炭素経営や生産性向上に資する移動手段としての導入が進む見込みだ。すでに離島や観光地、地域企業での実績が広がり、農業や漁業などの一次産業でも活躍が期待される。CREVAS GROUPは単なる移動手段にとどまらず、企業の収益構造を変えるツールとして「threee」の社会実装を推進していく方針だ。 

水素燃料電池搭載EVデリバリーの共同開発で電動モビリティの新境地へ

ブレイズは、水素ドローン技術を持つ株式会社ロボデックスと手を組み、同社が展開する三輪電動バイク「EVデリバリー」に水素燃料電池を搭載する共同開発プロジェクトを推進することを発表した。生活圏での買い物やデリバリーの増加、高齢化に伴う移動課題を背景に、従来の電動車両の航続距離や充電時間の課題を解決することが狙いだ。EVデリバリーは静粛性と機動性の高さ、ランニングコストの低さから生活支援や配送現場での評価が高く、今回の取り組みでは水素燃料電池を併用することで長時間稼働と迅速なエネルギー補給を可能とし、運用効率の向上を目指す。また、走行時のCO₂排出ゼロや静音性により地域環境への配慮も強化される見通しで、実証実験を通じて社会実装に向けた検討を進めていく方針だ。 

水素燃料電池で進化した3人乗り電動バイクが登場

広島のユナイテッド・ソリューションは、同社が手掛ける3人乗り電動バイク「EQV-PICNIC」に水素燃料電池システムを搭載する共同開発プロジェクトを、ロボデックスと開始することを発表した。これまで家庭用コンセントで充電する必要のあったEQV-PICNICは、水素燃料電池の採用によって充電場所の制約を解消し、屋外や電源インフラが整備されていない地域でも発電・充電が可能となると期待されている。水素エネルギーは長期間の保存が可能で、停電時など非常用電源としても活用できるという。走行時の静音性や環境負荷の低さはそのままに、航続距離の延長と「充電スポット探し」の不安を解消し、キャンプ場や離島など多様なシーンでの利用が想定されている。今回の提携は、電動モビリティが日常生活により深く溶け込むことを目指す大きな一歩となる。 

推しモトブロガーの世界観を集約した「モトブロガーゾーン」始動

バイカーズパラダイスは2026年2月17日、愛知・豊川の「バイカーズパラダイス セレクト イオンモール豊川店」にて、有名モトブロガー6名のオリジナルグッズを集めた新コーナー「モトブロガーゾーン」をオープンした。YouTubeやSNSで人気のモトブロガー、Apollogic(アポロジック)、平嶋夏海、おりき、かなえADV、くろまる、星野瑶といったメンバーそれぞれの個性を反映したグッズが一堂に並び、来店者にとってこれまでの視聴体験を「手に取る体験」へと拡張する場となっている。店頭での販売に加え、バイカーズパラダイス公式オンラインストアでも全国から購入できるよう展開し、遠方のファンも楽しめるようにした。2026年はバイカーズパラダイスの7周年にもあたり、今後はモトブロガーとのトークイベントや来店企画など多彩な活動を通じてバイクライフの魅力をさらに発信していく計画だ。 

Furdo「インナーヒーターグローブ」が今季最大級プライスダウンで登場

三金商事が展開する人気のバイク用品「Furdo インナーヒーターグローブ(INHG03)」が、2026年2月19日20時から始まる楽天お買い物マラソンに合わせた「冬物最終・在庫一掃セール」で過去最安値となる価格で提供されることが発表された。氷点下の朝や春先の寒暖差が激しい時期でも指先を瞬時に暖める速暖性能を備え、最大5時間の連続駆動が可能なこのグローブは、自身の手持ちの手袋と組み合わせて使える汎用性が特長となっている。7.4Vハイパワーバッテリーと4段階温度調整機能によって、寒冷地のツーリングや屋外作業でも活躍が期待される。セール期間は2月19日から26日までの1週間で、今シーズン最後の特別価格という位置づけで提供される。普段のライダースタイルに防寒性能をプラスしたい人や、冬物装備の買い替えを考えているユーザーにとって見逃せない機会となる。 

SSTR2026に「ウェディングゴール企画」導入、ライダーの新たな旅の記念に

日本最大級のツーリングラリー「SSTR2026(サンライズ・サンセット・ツーリングラリー)」において、2026年5月開催分で新たに「ウェディングゴール企画」が実施されることが発表された。これは、2026年中に結婚を控えたカップルや入籍済みのライダーを対象に、特別仕様の「SSTRウェディングゴールゼッケン」を配布し、走行中の門出を祝福する取り組みだ。企画の募集は2026年3月10日から4月15日まで行われ、応募者には抽選で千里浜なぎさドライブウェイでのオフィシャルカメラマンによる記念撮影が提供される。SSTRは日の出とともに全国各地からスタートし、日没までに石川県の千里浜なぎさドライブウェイを目指す独自ルールのツーリングイベントとして人気を博してきた。今回のウェディングゴール企画は、ライダーの人生の節目と冒険的な走行体験を結びつける新たな試みとして注目される。 

ダカール・ラリー完走の藤原慎也&池町佳生がSSTR2026にゲスト参加へ

日本最大級のツーリングラリー「SSTR2026(サンライズ・サンセット・ツーリングラリー2026)」に、ダカール・ラリーで活躍する二人のレジェンドライダー、藤原慎也と池町佳生がスペシャルゲストとして登壇することが正式発表された。SSTRは日の出とともに東海岸から出発し、日没までに石川県・千里浜なぎさドライブウェイを目指す“冒険型”ラリーイベントで、その人気と歴史は年々高まっている。藤原は2023年のダカール・ラリーで完走した実績を持ち、5月23日の出走日に一般参加者と共に走行しゴールでの感動を分かち合う予定だ。一方、池町は長年にわたり二輪・四輪でダカール・ラリーに挑み続けてきたベテランで、5月30日に登壇し「冒険の本質」について語る。両名の参戦により、参加者やファンにとってSSTR2026は単なるツーリングを越えた挑戦と冒険の物語としてさらに魅力を増すことになる。開催期間は2026年5月23日から31日までとなっている。 

第50回出光イーハトーブトライアル大会、伝統と未来を紡ぐ熱戦へ

岩手の雄大な自然を舞台に、伝統あるトライアル競技の祭典「第50回出光イーハトーブトライアル大会」の開催が正式に決定した。大会は2026年8月29日(土)と30日(日)の2日間、奥中山高原会場と安比高原会場の2カ所で実施され、全国から約510名のライダーが集結する見込みとなっている。記念大会として節目の開催を祝うとともに、参加者へのオリジナルサコッシュを進呈する早期申し込みキャンペーンも実施される予定だ。申し込み期間は2026年2月16日から4月19日までで、該当期間内のエントリー者には大会当日に記念品が手渡されるという。本大会は長年の歴史を背景にトライアル競技の魅力を未来へ継承すると同時に、開催地である岩手県の自然や文化、地域活性化への貢献も目指しており、競技ファンや地域関係者の期待が高まっている。 

カワサキが実質年率2.69%クレジットキャンペーンを展開

カワサキモータースジャパンは、2026年2月1日から4月30日までの期間、全国の正規取扱店でモーターサイクル新車を購入する際に利用できる「モーターサイクルスペシャルクレジットキャンペーン」を実施している。対象となるのは国内モデルの新車で、契約時にクレジット会社の審査を受け期間内に申し込みが受理された場合、実質年率2.69%という低金利で支払いが可能となる。コンペティションモデルは対象外だが、同様の年率で競技車両向けのキャンペーンも別途展開されている。キャンペーンの詳細や対象店舗に関する情報は、カワサキ正規取扱店および同社公式サイトで確認できるようになっている。今回の取り組みは、より多くのライダーに新車購入のハードルを下げてもらう狙いで展開されている。 

スタジアムをバイクが走る!世界トップトライアルライダーの実演イベント

三重ホンダヒート(本田技研工業スポーツプロモーション部)は、2026年2月22日(日)に開催される「NTTジャパンラグビー リーグワン2025-26 第9節 三重ホンダヒート vs 静岡ブルーレヴズ」の試合会場で、スペシャルイベントとして「Trial Bike Show-バイクショー」を実施する。イベントは三重交通Gスポーツの杜鈴鹿にて行われ、世界で活躍するトライアルライダーが設置された障害物コースやスタジアム内通路を実際に走行し、その卓越した技術と迫力のパフォーマンスを観客に披露する。スタジアムのメインスタンド内やイベント広場での走行が予定されており、普段なかなか見る機会のないトライアルバイクの競技技術を間近で体感できる内容となっている。ラグビーの試合と融合したこのバイクショーは、スポーツ観戦とエンターテインメントを同時に楽しめる特別な体験として注目される。 

カワサキプラザ倉敷が新装オープン、地域ライフに寄り添う店舗へ

カワサキモータースジャパンは岡山県倉敷市にある「カワサキプラザ倉敷」を2026年2月13日付でリニューアルオープンしたと発表した。新店舗は木目調のフロアと明るい空間を特徴とし、来場者がモーターサイクルやアパレルをじっくりと楽しめる展示レイアウトを採用している。カワサキプラザ倉敷は最新モデルの展示販売だけでなく、地域のライダーやこれからバイクを始めたい人たちが集えるコミュニティスペースを設置して、交流の場としての機能も強化。ヘリテージウォールには同社の歴史を振り返るグラフィックが配され、新旧のバイク文化が感じられる環境になっている。また、プラザオリジナル用品やアパレルの取り扱いも充実し、バイクライフの楽しみを広げる品揃えを展開。店舗は岡山県倉敷市笹沖1186-1で営業し、ライディングのサポートやアフターサービスにも力を入れる。今回のリニューアルは地域密着型のサービス拡充を図る狙いで、来店客の体験価値向上を目指す取り組みとして注目されている。