自動的にパーキングへの支払いが可能に

ドライブ体験をより快適で効率的にすべく、インテリジェントなネットワーク化を進めているアウディ。今回、欧州市場において、エンターテインメント、ゲーム、音楽分野のアプリを装備する「アウディ・アプリケーションストア(Audi Application Store)」に新アプリ「EasyPark」と「ryd」を追加した。
アウディは自動車メーカーとして初めて、サードパーティ製アプリを「MMIインフォテインメントシステム」に直接統合。「ryd」はすでにアウディ・アプリケーションストアに対応する全モデルで利用可能、「EasyPark」は2026年第1四半期末を目処として、段階的に提供される。どちらも初期にアカウント作成(支払い情報の登録を含む)が必要となる。
現在、ディズニー+、DAZN、YouTube、AirConsole、Spotifyといったストリーミングサービスから、ブルームバーグなどのニュースサイトまで、マーケットに合わせた多彩なサードパーティ製アプリを提供。アウディ・アプリケーションストアはMMIに直接統合される。
「EasyPark」は、ヨーロッパ約1300都市・6万ヵ所以上のパーキングポイント(路上駐車から私有駐車場、立体駐車場まで)で、シームレスかつ快適な情報を提供。対応エリアで車両を停止し、トランスミッションをパーキングポジションに入れると、MMIディスプレイにプリインストールされたアプリのポップアップが表示される。
続いてディスプレイに「この駐車エリアは『EasyPark』に対応しています。ここをタップして駐車を開始してください」というメッセージが表示され、タップひとつでデジタルパーキングメーターが作動。前払い時間の終了が近づくと、スマートフォンに通知が届く。駐車時間の延長はスマートフォンまたはMMIから可能で、アウディが駐車スペースを離れ、15km/hを超えて加速すると、駐車が自動的に終了する。
ガソリンスタンドや給電ポイントを検知

「ryd」は、燃料補給、充電、洗車をひとつのアプリ上でスムーズに支払うことができるサービス。ドイツでは「Aral」や「Esso」といった大手給油&給電チェーンに加えて、多くの地域事業者、さらに充電ポイントの約90%で利用可能となっている。ヨーロッパ全域では1万ヵ所超のガソリンスタンド、100万基以上の充電ポイントをカバーする。
内燃機関(ICE)車両の場合、近隣のガソリンスタンドを自動検知すると、MMIディスプレイ上でアプリが起動。スタンドを選択し、給油機番号、給油上限額、支払い方法を指定、給油後はクルマへと戻り、MMIで支払い完了の確認を待って出発することができる。
BEVの充電も同様の手順で行うことが可能。アプリ上で適切な充電ステーションを検索し、離れた場所の場合はアウディのナビゲーションを介してワンクリックで選ぶことができる。さらに、「e-tron」ルートプランナーが事前にコンディショニングも開始する。
給電ポイントに到着すると、「ryd」が自動起動し、充電器を選択・起動してプラグを接続。プラグを抜くかMMI操作で充電プロセスを終了し、支払い確認後に出発する。電力会社との契約、充電カード、QRコードは不要。洗車も同様に、対応ステーションで数クリックするだけで予約することができる。
「EasyPark」を動画でチェック!

