バイクカスタム 世界の頂点を極めた2気筒DOHCスクーター!【写真・8枚目】 DOHCヘッドは、しばしばその側面形状からミッキーマウスに例えられる。このマシンの呼称が「ミッキー&ミニー」なのも、おのずと伝わってくる。KOSO製φ34㎜キャブレターにはファンネルなどは使用せず、直キャブ仕様となっている。 左右のクランク軸が接続されている初公開(2025年8月当時)となる画像。左右のクランクはKOSO製の61㎜ロングクランクを加工して使用しており、接続部にはカップリングという無垢材から削り出しで作られた初公開のパーツが使用されている。 左右のクランクを接続するカップリングというパーツ。ネジ山が切ってある部分にはホーローセット(イモネジ)を着脱することにより、クランクのバランスを微調整できるように設計されている。 HOT LAPによるワンオフのマフラーは複雑な取り回しで装着される。この撮影のために久しぶりにマフラーを装着したという佐々木氏も、「久しぶりだったので迷ってしまった」というほどだ。 SS1/32mileで流行っていたのが周回レース用のレインタイヤをローテーションを逆にして装着する手法。これはダンロップ製のTT72GPだが、松ヤニを塗布してバーンナウトすることから、テールカウルにはタイヤがこびりついている。また多少減ってきた時が接地面積が増えてグリップ力が増すという。 単気筒用のCDIを近くに配置したことにより、ノイズが発生し、エンジンの吹け上がりが悪くなっていたが、このアルミ製のボックスを設置したところ問題は解消。直後のSS1/32mileでは全クラス通してSS1/32mileの世界記録を叩き出すに至った。 フロントフォークはワンオフのリジッドとし、ホイールはアルミ鍛造の削り出しによる2.5J-12サイズ。タイヤはKENDA 製の80/70-12サイズとしている。 フロントのディスクローターやキャリパーは自転車用の小型なものを採用。キャリパーは小型ながら油圧式がチョイスされている。 軽量化のためにメインフレームには徹底してホールが設けられているが、その分の剛性アップと、適度なフレームのシナリをもたらすため、細めのサブフレームを2本設置。 見ての通り、メインフレームには徹底的な軽量化が施される。SS1/32mileだけでなく、レース用のマシンでも、ウエイトを積んで意図的に重量を増す作戦が取られることもあるというので、重量バランスもセッティングの重要なファクターであることがわかる。 HOT LAP製のワンオフマフラーは、テールエンドの角度や配置も絶妙でスタイリッシュ。 フロントのマスターシリンダーとブレーキレバーも自転車用が採用され、非常にコンパクトな仕上がりとなっている。 駆動系カバーはLIB DESIGNによるワンオフのFRP製が装着される。 この画像の記事を読む