125cc化したエンジンにはワンオフのインマニを製作し、CB125用YDφ28キャブレターをダブルでセット。ロングファンネルも自作というこだわりだ。

「すぐロックします」ブレーキユニットは、オーナーがCADを駆使して設計!

最近SNSのカブ界隈を騒がせている1台。それもそのはず、前後左右をディスクブレーキ化し、各ローターにRCB製2ポットキャリパーを3個ずつ、合計12個も備えているのだ。「過剰性能」のステッカーが示す通り、リッターバイクでもオーバースペック級のブレーキユニットは、金属加工のプロであるオーナーがCADを駆使して設計。精度は抜群だ。あまりに制動力が高く、「すぐにロックしてしまうのでブレーキを掛けるのが怖いです!」と苦笑いするほど。

電動サスはベッドなどの家具用を加工流用。リヤショックの位置もスゲェ!

リヤショックはキャリア部分に水平に2本セットし、フロント側も含めてベッドや椅子など家具用の電動シリンダーを組み合わせることで、リモコン操作が可能な電動サスペンションを構築。まさに機能と遊び心が融合した“工業芸術”である。

キャリア部分に専用マウントを設け、中・大排気量車向けサスを水平にレイアウト。ファニチャー用の電動シリンダーを介して作動する独自機構となっている。
主にブレーキやサスの変更(追加)により車重は大幅に増加。大量のキャリパーはもちろん、リモコン式電動サスにより前後独立で車高調整できるのもポイントだ。
フロントも同様にトリプルキャリパー仕様。ÖHLINSロゴ入りユニットと組み合わせ、制動力はまさにオーバースペック。
125cc化したエンジンにワンオフインマニ+YDφ28キャブをダブルでセット。極太エキパイのワンオフマフラーも迫力十分。
ファニチャー用電動シリンダーを応用したリモコン式サスペンション。前後独立で車高調整できる独創的なシステムだ。
左右に独立したマスターシリンダーとスイッチ類を配置。増設された制御系が、この“工業芸術”の思想を物語る。

■撮影EVENT:第27回カフェカブミーティングin青山(開催日:2024年10月19日・10月20日)
※こちらの記事はモトチャンプ2025年1月号に掲載されたものです。