古式ゆかしい外観に現代的な性能を盛り込む
1970年代のブーム以来、暴走族スタイルは日本独自のカスタム文化として定着してきた。ベースとなるCB750やZⅡのスタイルをモンキーへ落とし込む手法も、もはや伝統の域にある。
このモンキーのテーマは「ザ・ジャパニーズ」。CB750風の燃料タンク、K0風サイドカバー、K0風シートで基本スタイルを構成し、風防とタレを装着すれば、時代は一気に70年代へと遡る。だが、作り込みは現代的な技術をしっかり投入。古今の良い部分を融合させた仕上がりだ。
車体左側に突き出すキャブレターはCR26とクラシカルだが、エンジンはSP武川製4Vヘッド仕様の106cc。5速ミッションとスペシャルクラッチを組み込み、ハイパワーに対応している。足まわりも抜かりなく、フロントはブレンボ製キャリパーでディスクブレーキ化。見た目だけでなく制動力も確保する。
注目はリヤ足まわり。ワイドなアルミ製スイングアームに、水野板金による6Jアルミホイールを装着。110サイズタイヤでも引っ張り気味となる迫力のセットだ。さらにワンオフ製作のマフラーは、排気管長を可能な限り長く取ったトグロ状レイアウトでトルクアップを狙う。伝統的ルックスと現代的な性能を見事に両立している。



■撮影EVENT:第16回 モンキーミーティング in 多摩■開催地:東京サマーランド特設会場/■開催日:2024年4月28日(日)
※こちらの記事はモトチャンプ2024年10月号に掲載されたものです。
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