価格改定と先行予約キャンペーン

株式会社Acalie(本社:愛知県名古屋市)は、特定小型原動機付自転車(以下、特定原付)に分類される電動キックボード「COSWHEEL MIRAI T Lite」の2025年モデルを2025年4月15日に発表した。同モデルは、2023年7月1日の道路交通法改正により新設された特定原付区分にいち早く対応し、累計4,000台以上の販売実績を誇る人気機種である。

今回のモデルチェンジでは、一般販売価格を従来の176,000円(税込)から151,800円(税込)へと見直し、さらに2025年4月22日からの先行予約期間中は12,000円オフの139,800円(税込)で提供される。価格改定は、品質向上と生産コスト削減の成果であり、より多くのユーザーに手頃な価格で提供することを目的としている。

法改正に対応した特定小型原付モデル

COSWHEEL MIRAI T Liteは、特定原付の法規制に準拠した設計が特徴である。最高速度は車道走行時20km/h、歩道走行時6km/hに切り替え可能で、前後に緑色の最高速度表示灯を標準装備している。ナンバープレートの取得と自賠責保険への加入が必要だが、16歳以上であれば免許不要で運転可能であり、ヘルメットの着用は努力義務とされている。

新モデルでは、500Wのモーター出力を最適化し、テールランプや配線周りのデザインをシンプルに洗練。本体サイズは横1180×高さ1180×幅600mm、折り畳み時は高さ490mmとなり、重量は約22kgである。最大荷重は120kg、適応身長は130~200cmと幅広いユーザーに対応する。

走行性能においては、前後輪に機械式ディスクブレーキとサスペンションを搭載し、快適な乗り心地を実現。脱着可能なリチウムイオンバッテリー(48V・10Ah)を標準装備し、約3.5時間で充電が完了する。オプションで大容量バッテリー(48V・20Ah)も用意されており、最長90km以上の航続距離を実現する。

快適性と利便性を追求した設計

利便性の面では、工具不要で簡単に折り畳みが可能で、軽自動車からワンボックスカーまで幅を取らずに積み込みができる。USB端子を標準装備しており、スマートフォンの充電などモバイルバッテリーとしても活用可能。また、リアキャリアやボルトホルダー、サーフボードキャリアなど、多様なカスタマイズにも対応している。

カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、レッド、グリーン、ブルー、グレーの6色を展開し、ユーザーの好みに合わせた選択が可能である。保証期間は購入より1年間となっている。

COSWHEEL MIRAI T Liteは、「楽しさの先に見える実用的な未来の移動手段」をコンセプトに、デザイン性・走行性・安全性を兼ね備えた電動キックボードとして、通勤・通学やレジャーなど、さまざまなシーンでの活用が期待される。