Mercedes-Benz C-Class Sedan
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LEXUS IS
手堅い人気を維持するDセグメントセダン




Dセグメントセダンの最適解として、長くベンチマークに君臨してきた「メルセデス・ベンツ Cクラス」。190E(W201型)を原点とする初代が1993年に導入され、5代目となる現行モデル(W206型)は、2021年にデビューを飾った。
欧州勢に対抗し得るFRセダンとして、1999年に初代モデルが登場した「レクサス IS」。日本市場では初代モデルのみ「トヨタ アルテッツァ」として販売され、レクサス・ブランドの日本展開を受けて、2代目から「IS」として販売されている。現行の3代目は2013年に登場し、複数回のアップデートを実施。2026年1月には3度目となるフェイスリフトが行われている。
現在、日本市場ではハイブリッドモデルの「IS300h」のみを販売。豊富なパワートレインを取り揃えるCクラスから、エントリーモデルの「C200 スポーツ」をピックアップし、2台のスペックを比較してみよう。ボディサイズはC200が全長で65mm、ホイールベースで65mm大きいが、全幅はIS300hが20mmワイド。車両重量はハイブリッド用バッテリーとモーターを搭載するIS300hが20kgほど重い。
メルセデス・ベンツ C200 スポーツ
ボディサイズ=全長4785mm×全幅1820mm×全高1435mm
ホイールベース=2865mm
車両重量=1690kg
タイヤサイズ=225/50R17(前)、245/40R18(後)
レクサス IS300h
ボディサイズ=全長4720mm×全幅1840mm×全高1435mm
ホイールベース=2800mm
車両重量=1710kg
タイヤサイズ=225/40R18(前)、255/35R18(後)
パワーと燃費を両立する独自のハイブリッド




C200 スポーツは、最高出力204PSを発揮する1.5リッター直列4気筒ガソリンターボに、加速時にエンジンをサポートするインテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(ISG)が組み合わせられる。IS300hは、2.5リッター直列4気筒エンジンと高出力モーターで構成される、トヨタ独自のハイブリッドシステム「THS II」を搭載。大排気量エンジンと変わらない力強い加速と、コンパクトカー並みの燃費を両立した。
メルセデス・ベンツ C200 スポーツ
エンジン形式=直列4気筒ガソリンターボ+ISG
排気量=1494cc
最高出力=204PS/5800〜6100rpm
最大トルク=300Nm/1800〜4000rpm
トランスミッション=電子制御9速AT
駆動方式=RWD
レクサス IS300h
エンジン形式=直列4気筒ガソリン+モーター
排気量=2493cc
最高出力=178PS/6000rpm
モーター出力143PS
最大トルク=221Nm/4200〜4800rpm
モータートルク=300Nm
トランスミッション=電気式無段変速機
駆動方式=RWD
10年以上熟成を重ねてきたレクサスIS




Cクラスのコクピットは、12.3インチメーターディスプレイに、タブレットのような縦型の11.9インチディスプレイをレイアウト。IS300hは2026年の一部改良から、メーターディスプレイとセンターディスプレイを、12.3インチに大型化し、高い視認性・操作性が確保された。
ISは2013年のデビューから10年以上を経ており、基本設計の古さは否めいない。それでも、大規模なアップデート行うことでライバルをキャッチアップし、さらにレクサスらしい細かな改良を繰り返すことで、魅力を維持してきた。
「C200 スポーツ」と「IS300h」の価格差は162万円。日本車らしい細やかさを追求し、独自のプレミアム感を持つIS300hは、メルセデスの購入を考えているカスタマーにも魅力的に映るはずだ。一方、Sクラス譲りの作り込まれたインテリアをはじめ、メルセデスらしい完成度を誇るCクラスは、たとえ価格差があったとしても、選ぶにたる魅力を備えている。
車両本体価格
メルセデス・ベンツ C200 スポーツ 742万円
レクサス IS300h 580万円

