価格とセット内容、初めてのドラレコにも最適な一台

デイトナは、バイク専用ドライブレコーダー「Mio MiVue MP30GPS」を発売した。価格は2万8600円(税込)で、ヘルメット用粘着マウント、USB-TypeCケーブル、クイックマニュアルが付属する。microSDカードは別売りで、最大256GBまで対応(U3/C10/V30以上推奨)。本体サイズは100×47.7×34mm、重量は145gとコンパクトで軽量な設計。ボタン一つで操作が完結し、自動で電源のオン・オフや録画の開始・停止が行われるため、初めてドライブレコーダーを導入するライダーにも扱いやすいモデルとなっている。
ヘルメット装着で配線不要、手軽に高画質録画を実現

この製品は、ヘルメットに直接装着するタイプで、車体への配線が不要な点が特徴。取り付けは付属の粘着マウントを使用し、マウントに本体を装着すると自動で電源が入り録画が開始される。取り外すと自動で電源が切れるため、操作の手間が省ける。また、3200mAhのバッテリーを内蔵し、約4〜4.5時間の連続録画が可能。防水性能はIP67を備え、雨天時の使用にも対応する。
前後2K録画とHDR機能で鮮明な映像を記録

MiVue MP30GPSは、前後に2K(2560×1440)対応のカメラを搭載し、29fpsでの録画が可能。また、1080Pでは最大58fpsの高フレームレート録画にも対応している。HDR機能を搭載し、白飛びや逆光などの明暗差を補正することで、様々な環境下でも鮮明な映像を記録できる。録画データはSuperMP4(H.264)形式で保存され、毎秒ごとにデータを保存することで、電源断などの際にもデータの破損を防ぐ設計となっている。
GPSとGセンサーを搭載、安全性と利便性を向上

本製品は、GPS、GLONASS、GALILEO、BDS、みちびきの5種類の衛星信号に対応し、位置情報や速度、走行ルートの記録が可能。また、3軸のGセンサーを搭載し、衝撃を検知すると自動でイベント録画を開始し、前後20秒の映像を上書き不可のファイルとして保存する。これにより、万が一の事故やトラブル時の記録を確実に残すことができる。さらに、スマートフォンアプリ「MiVue Pro App」との連携により、録画映像の確認や設定変更、ファームウェアのアップデートも容易に行える。
四輪では当たり前に普及し欠かせなくなったドライブレコーダーだが、Mio MiVue MP30GPSは、その手軽さからよりバイクにドライブレコーダーを普及させそうだ。