Mazda 6e

マツダ6eが世界デザイン賞を受賞

マツダは、電気自動車「Mazda6e」が2026年ワールドカー・デザイン・オブ・ザ・イヤー(WCDOTY)を受賞したと発表した。受賞はニューヨーク国際オートショーで公表された。

ワールドカーアワードは、世界33カ国・約100名の自動車ジャーナリストによって選出される国際的な賞で、2026年は90台の候補車のなかからMazda6eが選ばれている。

マツダの同賞受賞は、2016年のロードスター、2020年のマツダ3に続き3度目となる。

評価されたのは“電動化とデザインの両立”

Mazda6eは、同社のデザイン思想「魂動(Kodo)」をベースにしながら、電動化時代に合わせた再構築が図られたモデルだ。

特徴は、伸びやかなプロポーションと抑揚のある面構成によるシンプルな造形にある。過度な装飾に頼らず、光の移ろいによって表情を変えるボディ表現は、従来のマツダ車と共通する手法だ。

一方で、電動車としてのパッケージングを前提としたシルエットやインテリアの構成には、新しい方向性も見て取れる。いわば「従来の延長線上にある進化」と「電動化による変化」のバランスが評価されたといえる。

デザイン責任者のコメント

Jo Stenuit氏は今回の受賞について、「グローバルのデザインチームによる造形とクラフトマンシップの積み重ねが評価された」とコメントしている。

また、岩内芳仁氏は、「これまでのデザインを継承しつつ、電動化にふさわしい表現を追求したモデル」と説明している。

電動化が進む中で、自動車のデザインは各社ともに方向性が収束しつつある。そうしたなかでMazda6eは、ブランド固有の造形言語を維持しながらEVへと移行する試みのひとつといえる。

今後は、Mazda CX-6eなど新たな電動モデルの展開も予定されており、今回の受賞が単発に終わるのか、それともデザイン戦略として定着するのかが注目される。