
東京モーターサイクルショー2026のガルーダのブース。カスタムファンの熱い視線が集中していたのは、ヤマハの新型スクーター、7代目シグナスXのカスタム車です!
この車両は、日本よりも一足早く新型シグナスXの発売が開始された台湾から届いたデモマシン。製作したのはブレーキパーツメーカーとして知られるFrando。新型シグナスの「最適解」とも言えるブレーキシステムを徹底レポートします。
新型シグナスX(7代目)のフロントディスクは、ノーマルでも267mmという大径サイズ。Frandoが用意した専用設計ディスク「FY12T-1」は、サイズはそのままローターのアウターとインナーを結合方式にT-Lock構造を採用しているのが特徴です。従来の円形ピンではなく、T字型のジョイントでインナーとアウターを結合。これによってガタを減らす→ 操作に対する応答の明確さを改善、当たりを安定させる→コントロール性を改善。台湾ではスクーターレースでも使用されるほど、活躍している。
これに組み合わせるブレーキキャリパーはFCF-100Sラジアルマウント。鍛造素材から高精度に削り出されたボディは、優れた剛性が自慢。Φ32mmの4ピストンが確実な制動効果を発揮してくれる。
リヤブレーキはFY08リジッドブレーキディスクと、FCF-684 鍛造モノブロック2ピストンキャリパーの組み合わせで構成。ホースの接続部(バンジョー)を、これまでのサイド配置からキャリパー外側の上方へと移設しているのが特徴。これにより、スペースの少ない小径ホイールの足まわりでも、ホースがホイールやスイングアームとの間隔にゆとりを持たせることができる。

マスターシリンダーも最新モデルを投入済み。フロントはラジアルマスター「FMF-130S」を装着し、繊細なタッチと強力な制動力を両立。
リヤのマスターシリンダーは「FMF-130S」。鍛造ボディならではの高い剛性を誇り、ハードなブレーキング時でもレバーが逃げるような感覚がなく、ダイレクトな操作感を実現している。


●フロント
FMF-130S ラジアルマスターシリンダー17(17.46mm)
FCF-100S 鍛造ラジアル 4ピストンキャリパー
FY12T-1 T-Lock フローティングディスク
●リヤ
FMF-130S ラジアルマスターシリンダー14 (14.28mm)
FCF-684M 鍛造モノブロック 2ピストンキャリパー
FY08 リジッドディスク
Brake Line:FT-1 テフロンブレーキライン
ドゥカティ パニガーレ V4

ドゥカティ・パニガーレV4をベースにした、全身カーボンファイバー仕様のカスタムマシン。フランドー社のブレーキシステム、テルミニョーニのチタンエキゾーストなど、贅を尽くしたハイエンドパーツを多数装備し、圧倒的な存在感で多くの来場者の視線を集めていた。




マスターシリンダー 右: FMC-630 CNCマスターシリンダー (19.05mm)
リアマスターシリンダー: FRC-45 CNCリアマスターシリンダー (14.28mm)
キャリパー フロント: FCC-100MS CNCラジアルモノブロック4ピストンキャリパー
キャリパー リア: FCC-684M CNCモノブロック2ピストンキャリパー
ブレーキパッド: RT-1 チタン強化カーボンコンポジットブレーキパッド
