TESLA MODEL Y L
ホイールベースを150mm延長

「モデルY L」は既存の「モデルY」をベースに全長を190mm、ホイールベースを150mm延長し、広大なキャビンを実現したフル電動3列6人乗りコンパクトSUVだ。全高も45mm高く、2列目に独立式キャプテンシートを採用、3列目に電動リクライニング機構を備えるなど、3列すべての座席でプレミアムな快適性を追求した仕様である。
パワートレインのラインナップはデュアルモーターAWDのみ。0-100km/h加速5.0秒で、航続距離はモデルYの682km(RWDモデル)から100km以上延ばして788km(WLTCモード)と同社ラインアップでも最長レベルを誇る。モデル3のパフォーマンスグレードに採用される電子制御ダンパー、アダプティブサスペンションを標準装備し、後席コンフォートモードなど減衰制御の最適化を図った。快適性と操縦安定性を高次元で両立している。
一方で、ラゲッジスペースは6名乗車時でも大型スーツケースを複数積載可能で、2名乗車時は最大2539Lに達するという。3040mmというロングホイールベースならではの実用性の高さも際立つ。
3列目まで快適なインテリア


エクステリアは一筋の光を表現するサイバーデザインを踏襲し、ダイナミックかつスタイリッシュな印象をキープ。空力性能では、ルーフラインの再設計と新型リヤスポイラーの採用などにより、Cd値0.216という優れた数値を達成したという。フロアスチールビームの強化に加え、3列目の専用エアバッグを新採用するなど安全面でも手抜かりない。
全シート刷新したインテリアは、1列目はベンチレーションやレッグサポートを、2列目は8Way電動調整式キャプテンシートを、3列目は電動格納機構をそれぞれ採用した。
3年間充電無料キャンペーンを実施

車両本体価格は749万円だが、現在、日本国内ではCEV補助金として最大127万円が支給されるほか、東京都では最大80万円(通常40万円)の追加補助も用意されており、EVへの逆風は依然収まらないものの、混迷を極める中東情勢によるガソリン価格高騰もあって、電動SUVをより現実的な選択肢へと引き寄せる要素となると主張している。4月3日からテスラのアプリおよび公式ウェブサイトで受注開始され、納車はゴールデンウィーク前の4月末から順次開始される予定だ。
なお今回の発表に合わせ、テスラは期間限定のスーパーチャージャー無料キャンペーンも開始した。2026年4月1日以降に新車(在庫車またはカスタムオーダー)を注文し、6月30日までに納車された車両を対象に、スーパーチャージャー利用料金が3年間無料となる。急速充電ネットワークを最大限活用できるこの特典は、ガソリン車と比較して数十万円規模の燃料費削減が見込まれるという。新カンパニーミッション「Building a World of Amazing Abundance(超豊かな世界を創る)」のもと、テスラは電動モビリティの普及を目指して静かに邁進している。
PHOTO/GENROQ

