パンクで走行不能・・・から見事に復活!

出先でパンクに見舞われたことはあるだろうか? 例えばエンジンが壊れたのならあきらめもつくし、ガス欠なら自分の愚かさを噛みしめるが、タイヤが転がらないことで走行不能に陥るのはすっごく悔しい。闇に包まれる峠道でタイヤに刺さった釘を恨めしく思ったことが二度ある。「自分だけは大丈夫!」と思っていても、そんな正常性バイアスは残酷な現実の前では夢物語だ。

さて、そんな悲劇から華麗に復活できるのが『パンク修理剤』だ。出先でパンクしても修理して再び走行できるのなら天国と地獄の差がある。マルニ工業はパンク修理専門の珍しいメーカーでバイクのほかにクルマや自転車、トラックや重機用などまで幅広く取り揃えている。東京モーターサイクルショー2026のブースでは実際に修理の実演を行い、来場者から注目を集めていた!

国内で唯一のパンク修理専門メーカー!

マルニでは以前から複数のバイク用のパンク修理キットをラインナップしていたが、2024年から発売を開始した『ツーリングキット』は、セミハードケースに必要な工具やアイテムがひとまとめになった人気商品だ。セット内容は以下を参考にして欲しいが、スクリューリーマーとニードルを入れ替えることでコンパクトサイズを実現している。また空気入れ(ボンベ)も付属するから修理したその場でエアーを入れて走行OK! セット内容は単品でも購入できるので使った分だけ補充できるのも嬉しい。

実際の修理手順を見ると「自分でもできそう!」と思えるほど簡単で、3分もかからずに終了。道端などで作業が強いられる際にも焦らずに行えそうだ。

タイヤと一体化して完全修理!

マルニのパンク修理剤の驚くべきところは、応急処置ではなく『完全修理』ということ! 独自開発のパワーバルカシールとエコ・セメント(接着剤)を併用することで、硬化すると分子レベルでタイヤと一体化するという。なお、この接着剤は未開封なら使用期限が3年となっている。

インスタグラムやYouTubeなどでもパンク修理剤の使い方が紹介されているので確認してみよう。

スタッフによると「釘穴程度なら元通りに走れます。タイヤが再生すると思ってもらえればわかりやすいですね」と太鼓判! パンク修理だとタイヤ内に特殊な薬剤を注入するもののあるけれど、その後の修理が難しかったり、重量の偏りが出てタイヤバランスが崩れてしまうこともあるし、後にタイヤを交換・廃棄する手間や出費を考えればそのまま使い続けられるのは非常にありがたい。

マルニのパンク修理ツーリングキットは定価6600円だが、TMSWの会場ではキャンペーン価格として3000円で販売。有名なバナナのたたき売りの如く、飛ぶように売れていた! 実勢価格も4000円台から販売されているので要チェック!

テープのような形状の“パワーバルカシール”をパンク穴に差し込んだら3㎜ほど長めに残してカットする。短すぎるとタイヤ内に入り込んでしまい穴を塞げないとのこと。もちろんカッターも同梱されているのでご安心を!

「持っててよかった!」お守りグッズ

パッケージサイズはW125×H100×D50mm 程度。手のひらに乘る大きさだから車載時もスペースを取らない。ツーリングの際はバッグなどに忍ばせておいてもいい。

この手のアイテムは保険のようなもので、使わないならそれに越したことはないけれど、“お守り”として常備しておけば安心してツーリングが楽しめる。イザという時にこのアイテムがきっと助けてくれるはずだ。もし過去に戻れるのなら、パンクした愛車と共に山中で一夜を明かした自分に届けてあげたい!


(問)マルニ工業 tel:06-6716-4171  http://www.maruni-ind.co.jp/