Audi RS 5 Avant
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Audi RS 4 Avant
RS 4の後継ハイパフォーマンスワゴン




アウディは、内燃機関(ICE)用アーキテクチャー「プレミアム・プラットフォーム・コンバッション(PPC)」をベースに、新世代Dセグメントモデル「A5」を開発。2026年、新開発のプラグインハイブリッドパワートレインを搭載するハイパフォーマンス仕様「RS 5 セダン/アバント」を投入した。
「RS 5 アバント」の先代モデルとなるのが、ワゴンの実用性と走行性能を高次元で融合させた「RS 4 アバント」。RS 5はRS 4から、ワイドフェンダーや大型シングルフレームグリルなどのマッシブなエクステリア、十分な居住性や積載性能という美点を引き継いでいる。
スポーツワゴンの頂点に相応しい専用エクステリアを纏う2台だが、ベースモデルの大型化により、RS 5 アバントが全長で115mm、ホイールベースで75mmも拡大。迫力を増した前後フェンダーにより、全幅はついに1900mmを超えた。また、プラグインハイブリッド用バッテリーを搭載したことで、重量は625kgも増加している。
アウディ RS 5 アバント
ボディサイズ=全長4896mm×全幅1952mm×全高1446mm
ホイールベース=2906mm
車両重量=2370kg
タイヤサイズ=285/35R20
アウディ RS 4 アバント
ボディサイズ=全長4781mm×全幅1866mm×全高1411mm
ホイールベース=2831mm
車両重量=1745kg
タイヤサイズ=265/35R19
重量増を消し去る圧倒的なPHEVのパワー




RS 4 アバントの3.0リッターV型6気筒ガソリンターボは、最高出力450PS、最大トルク600Nmを発揮。RS 5 アバントは、新開発の2.9リッターV型6気筒ツインターボに、電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドパワートレインを採用し、最高システム出力639PS、最大トルク825Nmを絞り出す。最高出力はどちらも電子リミッターで250km/hに制限されるが、0-100km/hでは重量増加をものともせず、RS 5 アバントが0.4秒も速い。
アウディ RS 5 アバント
エンジン形式=V型6気筒ガソリンターボ+モーター
排気量=2894cc
最高出力=510PS/6300〜6800rpm
最大トルク=600Nm/2000〜5000rpm
システム最高出力=639PS
システム最大トルク=825Nm
トランスミッション=8速DCT
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h
0-100km/h加速=3.7秒
アウディ RS 4 アバント
エンジン形式=V型6気筒ガソリンターボ
排気量=2894cc
最高出力=450PS/5700〜6700rpm
最大トルク=600Nm/2000〜5000rpm
トランスミッション=8速DCT
駆動方式=AWD
最高速度=250km/h
0-100km/h加速=4.1秒
パフォーマンスと実用性のバランス




RS 5 アバントは、11.9インチアウディバーチャルコックピットと、14.5インチMMIタッチディスプレイに加えて、10.9インチパッセンジャーディスプレイを標準搭載。ハニカムキルティングが施された、サステナブルなカスケードクロス製「スポーツシートプラス」は、優れた横方向のサポート性が確保された。
RS 4 アバントは、メーターナセル内に12.3インチTFTディスプレイ、ダッシュボード中央には10.1インチタッチディスプレイを配置。大型ディスプレイが全面に押し出されたRS 5 アバントと比較すると、やはりひと世代前のコクピットという印象は否めない。
アウディはRS 4 アバントの後継モデル開発にあたり、プラグインハイブリッドパワートレインを選択し、スーパースポーツをも凌駕する圧倒的なパワーを手にした。ただ、大型バッテリーを搭載したことで、ラゲッジスペースはかなり狭くなってしまった。
RS 5 アバントのヨーロッパにおける価格が10万7850ユーロということを考えると、2000万円に迫るプライスタグが掲げられる可能性がある。最新のハイブリッドパワートレインは魅力だが、熟成が進められたRS 4 アバントは、すでに新車販売は終了しているものの現実的な選択肢として光を失っていない。
車両本体価格
アウディ RS 5 アバント 未導入
アウディ RS 4 アバント 1196万円(新車販売終了)

