ベース車両:ホンダ CBX1000 INTEGRA(インテグラ/1981年モデル/型式:SC06) 制作:BITO R&D






「BITO R&D(ビトーアールアンドディー)」は高性能バイクパーツブランド『JB-POWER』を始め、各種バイクチューニング&カスタム、コンプリートマシンの制作を展開する、兵庫県豊岡市に本社を構える名門。
BITO R&D代表・美藤氏は、アメリカで日本が誇る老舗パーツメーカー「ヨシムラジャパン」のレーシングメカニック・チューナー・レーサーとして活躍。アメリカホンダの世界GP500ccワークスマシン「NS500」のチームメンバーとして、片山敬済氏のメカニックを務めたこともあるバイクカスタムのエキスパートだ。
写真はBITO R&Dが制作した、伝説の空冷4スト6気筒モデル「ホンダ CBX1000 INTEGRA(インテグラ/1981年モデル/型式:SC06) 」のコンプリートマシン。純正の大型フロントカウルはレス化されているが、CBX1000のイメージを崩すことなく、JP-POWERのカスタムパーツを随所に投入。
ノーマルのエンジンは、空冷4ストローク並列6気筒DOHC 4バルブで排気量は1,047cc。写真のコンプリートマシンはアルミ鍛造φ67ピストン、シリンダーのボーリング加工などで1,130ccにボアアップ。圧縮比は11.5:1に設定。
フロントフォーク、マグネシウムホイール、アルミ削り出しステム、アルミスイングアーム、前後ディスクブレーキ(前はラジアルマウント型)はJB-POWER製を組み合わせ、現行モデルの走りに匹敵する強靭な足周りに進化。
主要スペック
| エンジン系 | 排気量 | 1,130cc |
| 圧縮比 | 11.5 | |
| シリンダーヘッド | JB-POWER スペシャルポーティング | |
| ピストン | JB-POWER CP アルミ鍛造ピストンキット φ67 | |
| シリンダー | シリンダー ボーリング加工 | |
| コンロッド | JB-POWER CARRILLO クロモリ鍛造コネクティングロッド | |
| エンジン内部パーツ一式 | WPC処理/二硫化モリブデンショット | |
| オイルクーラー | JB-POWER オイルクーラーキット 13段(フィッティング、ホース、アダプター、取付けステー含む) | |
| マフラー | JB-POWER チタン手曲げ集合マフラー(6into1、チタンサイレンサー仕様) | |
| キャブレター | JB-POWER KEIHIN FCRキャブレター φ33 6連 JB-POWER アルミ削り出しファンネル(ネット付) 50mm アルミ地 JB-POWER アルミ削り出しスロットルホルダー(ハード)&ワイヤーセット JB-POWER アルミオイルキャッチタンク(角型) | |
| エンジンハンガー | JB-POWER アルミ削り出し | |
| 足周り/フレーム系 | ホイール | JB-POWER MAGTAN JB4 F3.00-18/R4.50-18 |
| ドリブンスプロケット | ゴールド 530-41丁 | |
| フロントフォーク | JB-POWER KYB スペシャルフロントフォーク φ41 | |
| ステム | JB-POWER アルミ削り出しフォークブリッジセット(可変オフセット式35mm/40mm) | |
| リアショック | NITRON リアサスペンション(リザーブタンク付き) | |
| スイングアーム | JB-POWER アルミスイングアーム(チェーンガード付) JB-POWER レーシングスタンドフック | |
| タイヤ | F110/80ZR18 R160/60ZR18 | |
| シャフト類 | JB-POWER 中空クロモリ フロントアクスルシャフト JB-POWER 中空クロモリ リアアクスルシャフト JB-POWER クロモリ ピボットシャフト(φ16) | |
| Fブレーキ | キャリパー | JB-POWER ラジアルマウント6pot キャリパー |
| キャリパーブラケット | JB-POWER アルミ削り出しキャリパーブラケット(JBラジアルマウントキャリパー用) | |
| ディスクローター | JB-POWER 鋳鉄フローティングディスクφ320 6pot | |
| マスターシリンダー | AP-RACING ブレーキマスターシリンダー CP3125-2(ブレーキS/W付) | |
| Rブレーキ | JB-POWER リアブレーキキット(鋳鉄φ250ブレーキローター/CP2696/ホース付) | |
| 外装類 | ステップ | JB-POWER アルミ削り出しライディングステップキット(ブレーキマスター付、ブレーキSW付) |
| タンデムステップ | JB-POWER タンデムステップキット(ステップホルダー&バーセット) | |
| ハンドル | JB-POWER パイプハンドル JB-POWER パイプハンドル用バーエンド | |
| ナンバープレート | JB-POWER アルミ削り出しナンバープレートホルダー | |
| シート | 表皮張替(アンコ抜き/足し含む) | |
| ステー類 | JB-POWER アルミ削り出しエンブレム&ホーンステー JB-POWER アルミ削り出しヘッドライトステーφ41 JB-POWER アルミ削り出しウインカーステー | |
| 車両の公式WEBサイト | https://jb-power.com/ja/cbx1000-pro-link-spec/ |












ホンダ CBX1000 ※正式なモデル名はCBX

CBX1000はホンダ250ワークス「RC166」のレーシングスピリッツを継承
ホンダCBX1000(正式なモデル名はCBX)は、1978年に登場(1979年モデル/型式:CB1)。空冷4ストローク車としての“究極の姿”を追求した、GPレーサーと同様の空冷4ストローク並列6気筒DOHC 4バルブエンジンを搭載。排気量は1047cc。最高出力は105ps/9000rpm、最高トルクは8.6kg-m/8000rpm。ミッションは5速リターン。CBX1000の6気筒エンジンの存在感があまりにも大きく、発売当時は一部で「車体にエンジンを搭載」ではなく、「エンジンに車体を搭載」とも言われた。
CBX1000の原点は、1964年から投入されたGP250ccクラスのホンダワークスマシン、「3RC164」「RC165」「RC166」。2RC164は4気筒だったが、ヤマハの2スト勢に対抗すべく、6気筒の3RC164を投入。その後、6気筒ワークスマシンはRC165やRC166へと進化した。
1966年、RC166は世界GPで10戦全勝、マン島TTで優勝という圧倒的な強さを誇り、1967年も世界GPでタイトルを獲得。その後、強すぎる6気筒はレギュレーションで禁止となった。

圧倒的な強さを誇ったワークスマシン「RC166」の血統を受け継ぐ、“隠れたレーサーレプリカ”とも呼ぶべきCBX1000は、1978年にリリースされた、水冷4ストローク並列6気筒DOHC 2バルブ1286ccエンジン搭載のカワサキZ1300と同様、“市販車では珍しい、ド迫力の6気筒エンジン車”として現在でもリスペクト。程度の良い車両は、超お宝モデルとして非常に高額な値段で取引されている。
CBX1000は欧米で販売。アメリカ仕様は大型ハンドルを装備したアップライトなポジション。ヨーロッパ仕様はハンドル位置が低く、ステップ位置を後退させた“ヨーロピアンスタイル”に設定。
1979年には初代の足周りを強化した1980年モデル(型式:SC03)。1980年には新たに大型カウルを装備し、プロリンク式リアサスペンションに進化したツアラーモデル「CBX1000 INTEGRA(インテグラ/1981年モデル/型式:SC06)」が発売された。

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