ヤマハ・YZF-R1…230万円

ヤマハ発動機は、2025年モデルのスーパースポーツ「YZF-R1 ABS」を2025年5月30日に発売する。メーカー希望小売価格は税込253万円(本体価格230万円)で、YSPおよびアドバンスディーラー限定の「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」として販売される 。
MotoGP直系のテクノロジーを投入

2025年モデルの「YZF-R1」は、「GP teched R1~レース開発の知見で進化したR1~」をコンセプトに、コーナリング性能と空力特性をさらに追求。MotoGPマシン直系のテクノロジーを採用し、ウイングレットの装着やグリップとホールド性を向上させた新シート表皮の採用など、ライダーとの一体感を高める改良が施されている。
走行性能の向上

「YZF-R1」には、緻密な減衰コントロールを可能にするSDF(Separate Damping force Function)機構を搭載したKYB製新型フロントサスペンションを採用。さらに、ブレンボ製のモノブロックキャリパー「Stylema(R)」とラジアルマスターシリンダーを組み合わせたフロントブレーキにより、コントロールフィーリングを高めている。
デザインとカラーバリエーション

2025年モデルの「YZF-R1」は、“YZF-R”ブランドを象徴する「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」と、造形美を際立たせた「マットダークグレーメタリック6(マットグレー)」の2色展開。ウイングレットの装着や新シート表皮の採用により、外観と機能性の両面で進化を遂げている。
「YZF-R1」は、1998年に欧州仕様の販売を開始して以来、スーパースポーツ市場を牽引してきたヤマハのフラッグシップモデルであり、2009年より国内仕様も展開されている。2025年モデルでは、MotoGPマシン直系のテクノロジーを投入し、さらなる進化を遂げている。購入を検討する際は、YSPおよびアドバンスディーラーへの問い合わせが必要となる。
主要諸元
認定型式/原動機打刻型式 8BL-RN65J/N534E
全長/全幅/全高 2,055mm/690mm/1,165mm
シート高 855mm
軸間距離 1,405mm
最低地上高 130mm
車両重量 201kg
燃料消費率*1 国土交通省届出値
定地燃費値*2 21.6km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 *3 15.2km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 直列, 4気筒
総排気量 997cm3
内径×行程 79.0mm×50.9mm
圧縮比 13.0:1
最高出力 147kW(200PS)/13,500r/min
最大トルク 113N・m(11.5kgf・m)/11,500r/min
始動方式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ
エンジンオイル容量 4.90L
燃料タンク容量 17L(無鉛プレミアムガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 6.0Ah(10HR)/YTZ7S(F)
1次減速比/2次減速比 1.634/2.562
クラッチ形式 湿式, 多板
変速装置/変速方式 常時噛合式6速/リターン式
変速比 1速:2.600 2速:2.176 3速:1.842 4速:1.578 5速:1.380 6速:1.250
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター/トレール 24°00′/102mm
タイヤサイズ(前/後) 120/70ZR17M/C (58W)(チューブレス)/190/55ZR17M/C (75W)(チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式ダブルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム(リンク式)
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ LED/LED
乗車定員 2名
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