SUNRIN…19万8000円

愛知県名古屋市に拠点を置く電動モビリティメーカー、Sun Emperor(有限会社龍昇)は、新型三輪電動バイク「SUNRIN」の一般販売を2025年6月30日より開始する。価格は19万8000円(税込)で、カラーはピアノブラック、パールホワイト、ネイビーブルーの3色展開。販売はSun Emperor公式オンラインショップにて行われる。
特定小型原付としての新たな選択肢

「SUNRIN」は、2023年7月の道路交通法改正により新設された「特定小型原動機付自転車」区分に適合した車両で、16歳以上であれば運転免許不要で利用可能。前1輪、後2輪の三輪構造により高い安定性を実現し、歩道および車道の両方での走行が可能なモードを搭載している。また、独立式サスペンションを後輪に採用し、悪路での走行性能も向上させている。
実用性と安全性を兼ね備えた設計

「SUNRIN」は、最大航続距離約60kmの大容量バッテリーを搭載し、日常の移動に十分な性能を持つ。バッテリーは着脱可能で、自宅での充電が容易。前後ディスクブレーキを採用し、悪天候時でも高い制動力を発揮する。また、ミラーやバスケットが標準装備されており、買い物や通勤などの日常使いに適している。
幅広いユーザー層に対応

「SUNRIN」は、16歳以上の学生の通学手段や、免許返納後のシニア層の移動手段としても適している。車体重量は約33kg(バッテリー含む)と軽量で、折りたたみも可能なため、保管や持ち運びにも便利。最大荷重は120kgで、適応身長は140cm以上と、幅広いユーザーに対応する設計となっている。
「SUNRIN」は、クラウドファンディングサイトMakuakeでの先行販売で3,400万円を超える支援を受け、事前予約台数が500台を突破するなど、注目を集めている。今後、電動モビリティの新たな選択肢として、幅広いユーザーに支持されることが期待される。
画像ギャラリー








