BMW M2 CS
2年間で13秒もラップタイムを更新

2025年4月11日、BMW M社はニュルブルクリンク・ノルトシュライフェに、新型「BMW M2 CS」を持ち込み、タイムアタックを行った。今回、開発エンジニアのヨルグ・ヴァイディンガーがカモフラージュ偽装が施されたM2 CSをドライブ。世界で最も過酷と言われる全長20.823kmのコースにおいて7分25秒5で走り切り、アウディ RS 3が記録した市販コンパクトカークラスのラップレコードを8秒も更新することになった。
これまでM2によるノルトシュライフェ最速記録は、2023年4月にヴァイディンガーがマークした7分38秒7。2年後、彼は自身の記録を13秒も更新し、7分30秒のクラス記録を初めて破っている。BMW M社は、市販ミドルクラスのM4 CS、M4 CSL、M3 CSが7分30秒を切っており、M4 CSLはBMWグループの市販車最速ラップタイムとなる、7分18秒137を保持している。
BMW M社のマネージングディレクターを務めるフランソワ・ヴァン・ミールは、今回の新記録樹立を受けて次のように喜びを語った。
「新型M2 CSが、ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェにおいて、7分25秒5のラップタイムを達成し、優れたパフォーマンス、テクノロジー、ドライビングダイナミクスが1台のクルマに集約されていることを証明しました。M2 CSが市販コンパクトカークラスにおいて、新たな基準を打ち立てたことに、私たちは誇りを感じています」
「BMW M2 CS」のニュルブルクリンクアタックを動画でチェック!
