Range Rover Sport Autobiography D300

大径サマータイヤでも走れる理由

ランドローバーが誇る「レンジローバースポーツ」の真価は、もちろんSUVらしからぬオンロードでの走りだ。だが、一方でオフロードの性能も疎かにしてはいない。それを確認するべく富士スピードウェイのサーキット試乗とともにオフロード試乗が併催された。23インチのサマータイヤを履いた「D300」で険しいアップダウンのある、ぬかるんだ林道に挑戦した。

オフロードコース走行にふさわしいとは思えない、大径サマータイヤを装着するレンジローバースポーツでオフロードコースを走るには機能をフルに使う必要がある。最新の電子制御と3Dサラウンドカメラ、ヒルディセントコントロール、テレインレスポンス2などを駆使して進化した走破力を、映像でぜひご覧いただきたい。

SPECIFICATIONS

ランドローバー レンジローバースポーツ オートバイオグラフィ D300

ボディサイズ：全長4960×全幅2005×全高1820mm
ホイールベース：2995mm
車両重量：2570kg
エンジン：直列6気筒DOHCツインターボ
総排気量：2993cc
最高出力：221kW（300PS）/4000rpm
最大トルク：650Nm（66.3kgm）/1500〜2500rpm
トランスミッション：8速AT
駆動方式：AWD
サスペンション形式：前ダブルウイッシュボーン　後マルチリンク
タイヤサイズ：前後285/40R23
車両本体価格：1579万円

あわせて読みたい

多才すぎる「ランドローバー レンジローバースポーツ」のオフロード性能を専用コース試乗で体感【動画】

驚くほどのオンロード性能を見せるSUV「ランドローバー レンジローバースポーツ」が、オフロードでも高性能を見せることはあまり知られていない。今回、富士スピードウェイのオフロードコースでその多才ぶりを確認した。