BMW Motorrad限定仕様が走りを変える

Insta360 Japanは、新たなフラッグシップモデルとして「Insta360 X5 BMW Motorrad 版」を発表した。BMW Motorradファンの心をくすぐる特別モデルであり、X5の圧倒的な性能に加え、二輪ライダーのためだけに設計された独自機能が詰め込まれている。リアカバーや同梱アクセサリーにはBMW Motorradのエンブレムがあしらわれ、所有感を満たすデザインとなった。だが魅力は見た目にとどまらない。BMW専用テーマのUIやステータスダッシュボードを搭載し、走行速度や距離をリアルタイムで360度映像にオーバーレイ表示できる機能が用意されている。これにより、単なるツーリング動画ではなく、データを融合させた臨場感あふれる映像が残せる。これまでアクションカメラは多くのライダーに愛されてきたが、このモデルは「BMWの走り」という体験を映像で完全に再現するための一歩先の道具だ。

新開発ミニリモコンが叶える直感操作

今回新たに投入されたミニリモコンは、二輪走行中の使いやすさを徹底追求して開発された。ライダーは常に前方を見据え、両手をハンドルから離さずに録画操作が可能だ。専用マウントでハンドルに装着すれば、ワンタッチで録画の開始・停止が行える。さらに「InstaFrameモード」により、ライド中でも固定された前方視点や自撮り視点、全方位視点を自在に切り替えられる。これによって例えばワインディングではライダー目線の疾走感を、カフェに立ち寄ればバイクと自分を写すスナップへと瞬時にモードを変え、後で編集する手間を大幅に減らせる。ライダーが感じたそのままの瞬間を逃さず映像に残す。それがこのリモコンの最大の価値だ。

8K撮影と防水性能、どんな道でも安心の相棒

X5 BMW Motorrad 版は、最高8Kの360度撮影に対応し、見えなくなる自撮り棒効果でまるでドローン撮影のようなダイナミックな映像が簡単に撮れる。FlowState手ブレ補正により、高速コーナーや荒れた路面もブレなくスムーズな映像に仕上がるのが特徴だ。さらにPureVideoモードで夜景やトンネルといった低照度環境も鮮明に捉えることができ、都市ツーリングやナイトランでも映像クオリティに妥協がない。またX5本体はIPX8等級の防水仕様で、外付けケースなしでそのままマウント可能。急な豪雨や泥道でも気にすることなく撮影を続行できる。電源を入れ、バイクに装着するだけであとは走り出すだけ。撮影のために余計な準備をする必要はない。

BMWライダーの心を満たす限定パッケージ

このBMW Motorrad版には、通常モデルにはない豪華キットが揃う。まず標準より17%長持ちする2800mAhの新型ウルトラバッテリーを標準装着し、より長いツーリングでもバッテリー切れの不安が少ない。加えてBMWロゴ入りのプレミアムキャリーポーチは、耐久性の高いジッパーと洗練されたシルエットを持ち、走りだけでなく持ち歩く楽しさを与えてくれる。こうしたBMWライダー向けの特別パッケージは世界でも数量限定で展開され、Insta360公式ストアを通じて99,200円で購入可能だ。映像を撮るという行為を超え、走る喜びそのものを記録するために用意されたこの特別モデルは、単なるアクションカメラではなく「走る相棒」と呼ぶにふさわしい存在となっている。

走り出したくなる未来の記録装置

Insta360は「未来のカメラマン」というビジョンを掲げ、イメージングアルゴリズムやAI、光学分野の最先端技術を融合し、これまでの映像記録のあり方を変えてきた。X5 BMW Motorrad版はその到達点のひとつと言える。ライダーの目線で世界を捉え、速度や距離などのライディングデータまでも映像と共に刻むこのモデルは、まさに走るために生まれた360度カメラだ。ハンドルを握り、スロットルを開け、未知の道へとバイクを走らせる。その瞬間の昂ぶりをいつでも鮮明に思い返せる――そんな贅沢を、このカメラは叶えてくれる。走りを心から楽しむすべてのライダーにとって、X5 BMW Motorrad版は新たな旅のパートナーになるだろう。