前週に発表された注目のネタを一気に紹介する「バイクス週間ニュースダイジェスト」。今回は2025年7月7日〜13日に発表されたニュースを紹介する。

バーグマン400…98万100円

スズキは、400ccラグジュアリースクーター「バーグマン400 ABS」のカラーリングを刷新し、2025年7月18日より発売すると発表した。併せて、4ストロークモトクロッサー「RM-Z250」「RM-Z450」の2026年モデルも発表し、12月23日から発売を開始する。

新たなバーグマン400 ABSは、洗練されたスタイルと上質な走りで人気のモデル。1998年に国内初の400ccスクーターとして登場し、その後フルモデルチェンジを経て、2017年からは現行の車名に改められた。細身でスポーティーな印象を与えるボディに加え、LEDヘッドランプやリヤランプ、リンク式モノショックサスペンションを搭載し、都市部やワインディングを快適に走る性能を確保。2021年にはトラクションコントロールを採用し、デュアルスパークエンジンや高微粒化インジェクターにより、令和2年排出ガス規制に対応しながらも優れた燃焼効率と滑らかな出力特性を実現した。

今回のモデルチェンジでは、新たに「リフレクティブブルーメタリック」「パールマットシャドーグリーン」「マットブラックメタリックNo.2」の3色を採用。快適性に定評のある厚手のシートと調整式バックレストを備え、42Lのシート下トランク、ハンドル下左右のボックス、12V DCソケットを装備する。価格は税込98万100円。

一方、オフロード競技専用車両のRM-Zシリーズも2026年モデルへ刷新される。RM-Z250は249ccエンジンを搭載し、吸気ポート形状の見直しやツインインジェクターの採用で全域にバランスの良い出力を発揮。スタートを強力にアシストするスズキホールショットアシストコントロール(S-HAC)を搭載し、KYB製コイルスプリング式フロントサスペンションや軽量スプリングのリヤで高い路面追従性を確保。税込85万8000円で12月23日発売となる。

さらにRM-Z450は、449ccエンジンに大径エアフィルターと直線構造アウトレットチューブを組み合わせ、吸気効率を向上。アルミ製フレームとスイングアームによりコーナリング性能を磨き、SHOWA製BFRCリヤサスペンションを備えた本格仕様だ。こちらもS-HACを装備し、発売はRM-Z250と同じ12月23日、税込1,010,900円となる。

いずれもスズキが積み上げてきた技術を注ぎ込んだモデル群で、バーグマンは都会派ライダーに、RM-Zシリーズはモトクロスシーンで勝利を狙うライダーに向けた渾身の一台。各モデルの詳細はスズキ公式サイトで確認できる。

ロイヤルエンフィールド新型「HUNTER 350」日本価格決定、8月1日より受注開始

ロイヤルエンフィールドが2025年モデル「HUNTER 350」を発表し、8月1日から国内で受注を開始する。新型はリオの白砂、ロンドンの赤レンガ、東京の黒いアスファルトをイメージした新色を追加。さらにSHOWA製リアサスやFCC製アシスト&スリッパークラッチを採用し、快適性と操作性を大幅に向上させた。排気量349ccの空冷単気筒エンジンは街乗りからツーリングまで幅広く対応し、価格は税込59万9500円から。コンパクトな車体にネオクラシックデザインを融合し、都市でも映えるスタイルに磨きをかけている。全国の正規販売店で予約を受け付ける。

トライアンフ、新型「SCRAMBLER 400 XC」発表

トライアンフモーターサイクルズジャパンは、2026年モデルとなる新型「SCRAMBLER 400 XC」を発表した。既存のSCRAMBLER 400の派生モデルとして登場し、カテゴリーをリードするパフォーマンスに加え、本格的なスクランブラーDNAとアドベンチャー性能を融合。19インチのフロントホイールと17インチリア、アルミ製サイドレーススポークホイールやチューブレスタイヤを装備し、険しい路面でも高い走破性を実現した。43mm倒立フォークとリアモノショックは150mmのストロークを誇り、切り替え可能なトラクションコントロールとオフロードABSも搭載。ボッシュ製エンジンマネジメント、デュアルフォーマットディスプレイ、USB-Cポートなど快適装備も充実する。カラーはレーシングイエロー、ストームグレー、バニラホワイトの3色で、税込価格は94万9000円から。全国の正規販売店にて2025年9月より販売が開始される予定だ。

WOが特定小型原付「wonkey」の新色&大容量バッテリーを7月22日発売

株式会社ダイナーが展開するジャパンブランドWOは、人気の特定小型原動機付自転車「wonkey」シリーズに新色「MAT WHITE」を追加し、さらに大容量バッテリーを選択可能にしたモデルを7月22日(火)に発売する。wonkeyは16歳以上なら免許不要でアクセル走行ができる次世代モビリティ。通常モデル(36V)に加え、登坂性能に優れた48Vモデルもラインナップし、体重75kg以上のライダーにも対応。新たに36Vモデルでは13Ah・21Ah、48Vモデルでは13Ah・17.5Ahのバッテリーを選択でき、最大約80kmの走行が可能になった。旗艦店の中目黒店舗では予約不要で試乗も受け付けている。

BMW仕様の特別モデル「Insta360 X5」登場、ライダーの走りを8Kで記録

Insta360がBMW Motorrad仕様の「X5」を発表した。リアルタイムの速度や距離を360度映像にオーバーレイできるBMW専用UIを搭載し、8K撮影やFlowState手ブレ補正、完全防水機能も備える。新開発のミニリモコンによりハンドルから目を離さず操作でき、2800mAhウルトラバッテリーで撮影時間も延長。BMWロゴ入りキャリーポーチなどを同梱した特別パッケージは世界限定で販売され、価格は9万9200円となる。

1秒脱着を実現!JESIMAIKの新型バイク用インカム「H6」登場

JESIMAIK(ジェスマイク)は、新型バイク用インカム「H6」を発売した。H6は強力マグネットとロック構造でヘルメットに1秒で脱着でき、さらに独自のQIK-MESH2.0通信技術により最大6人で安定通話が可能。Bluetooth5.2を2基搭載し音楽やナビ音声も同時に楽しめる。超薄型8mmスピーカーや七重のノイズキャンセリングで長時間使用でも快適。防水IP67仕様、FMラジオ搭載で雨の日やソロツーリングも楽しめる。900mAhバッテリーは約23時間の通話に対応し、わずか1時間でフル充電可能だ。価格はAmazon、楽天、Yahooで販売中。発売を記念しSNSでH6が当たるキャンペーンも開催している。

大阪府警白バイが再び採用 ヨロスト「隼オイル」2年連続で現場を支える

株式会社ヨロスト。(大阪市)は、自社開発のバイク専用エンジンオイル「隼オイル」が、2025年度も大阪府警交通機動隊の白バイ用オイルとして継続採用されたことを発表した。2023年に発売された隼オイルは、優れた潤滑性能と耐久性で多くのライダーに支持され、2024年度には初めて白バイに採用。高い性能が現場で認められ、今年も白バイの走りを支えることとなった。隼オイルは粘度指数170超を誇り、猛暑下でも強靭な油膜を維持。mPAOとアルキルナフタレンを組み合わせた超ハイスペックベースオイルで、エステル系を凌駕する安定性と耐久性を発揮する。ヨロストは今後も現場の声に応え、安心・安全な社会に貢献する製品開発を続ける構えだ。

バイク旅に最適な新定番 LOGOSの2人用テント「neos ツーリングドゥーブル DUO -BF」

ロゴスコーポレーションが展開するアウトドアブランドLOGOSから、ツーリングに特化した2人用テント「neos ツーリングドゥーブル DUO -BF」が登場した。バイクごと前室に収納できる広いスペースが特長で、別売ポールを使えばさらに大きく張り出すことも可能。前室は「よしずスタイル」で日除けやプライベート空間を作りつつ、両サイドを開放して風を通せるため暑い季節も快適に過ごせる。軽量かつ耐久性に優れた7001アルミを使用し、収納時は幅55cmとコンパクトでバイク荷台にも収まる仕様。LOGOS独自の回転式ジッパーや電源コード口など、細かな使い勝手も追求しており、ツーリングキャンプの理想を形にした一張りだ。価格は税込2万9800円。全国のロゴスショップほかで発売中。

バイクに積んで女子キャンプやフェスへ! DOD「ライダーズタンデムテント」新登場

ビーズのアウトドアブランド「DOD」から、女子キャンプや夏フェスで気軽に使える2~3人用ワンタッチテント「ライダーズタンデムテント」が発売中だ。元々ツーリング向けに開発され、収納は直径23×長さ65cmとバイクに積めるコンパクトサイズながら、設営は紐を引くだけの簡単ワンタッチ構造。室内は210×210cmで大人2人が寝ても余裕があり、ポールを立てればタープなしでも広い日陰を作れる。通気性を考えたメッシュや大型窓も備え、夏のアウトドアを快適に楽しめる。価格は3万4580円(税込)。

ツーリングや焚き火に最適!ロゴスから軽量&ロースタイル「ツーリングライトチェア」登場

ロゴスコーポレーションが展開するアウトドアブランド「LOGOS」は、座高34cmのローポジションチェア「ツーリングライトチェア」を6月26日より発売開始した。ロースタイルで足を伸ばしやすく、焚き火やローテーブルと相性抜群。背面バーのロック機能により座面の張りを確保し、長時間でも疲れにくい。ナチュラルな木製アームレストを備え、ブラウンの座面と統一感を持たせたデザインも魅力。アルミフレーム採用で約3.5kgと軽量、収束型で収納時はコンパクトになりバイクの荷台にも積みやすい仕様。アウトドアやツーリングに最適な一脚だ。価格は税込1万2800円。

「バリバリ伝説」が待望のTシャツ化!あの熱狂を胸に刻む一着

80年代のバイクブームを牽引し、峠を駆ける若者たちの情熱を描いた伝説のバイク漫画『バリバリ伝説』が、ついにグラフィックTシャツとして登場した。巨摩郡の熱い走りや仲間との絆を胸に刻むこのTシャツは、講談社公認ライセンスを取得し、CAMSHOP.JPからリリースされた正式アイテムだ。5.6オンスのヘビーウェイトコットンを採用し、繰り返し着ても型崩れしにくいタフな仕立てで、大人のカジュアルスタイルにぴったり。デザインは複数ラインナップされ、ストリートでも映えるスタイリッシュなものから、当時の迫力をそのまま伝えるアート調まで用意。原作ファンはもちろん、初めてこの作品に触れる人でも“走り”の魅力を感じ取れる。バイクカルチャーの原点を思い出させてくれるこのTシャツで、今再びあの熱を纏いたい。

Hondaスーパーカブを纏う大人の一枚

株式会社フェイスが展開する「CAMSHOP.JP」より、Hondaスーパーカブをデザインに取り入れた新作Tシャツが登場した。1958年の誕生以来、累計1億台以上を生産し世界中で親しまれるスーパーカブを、スタイリッシュなグラフィックで表現。本田技研工業公認ライセンス商品として、オートバイファンには見逃せない一着だ。素材には耐久性に優れた5.6オンスのヘビーウェイトコットンを採用。ハリのある質感で、大人がさらりと着こなせるカジュアルスタイルを演出する。繰り返し着用しても型崩れしにくく、長く愛用できるのも魅力だ。サイズはM・L・XLを用意し、丸胴仕様でシルエットも自然。商品はCAMSHOP.JPの公式サイトで購入可能。Hondaファンはもちろん、バイクカルチャーを日常に取り入れたい人にぴったりの一枚となっている。

横浜・八景島シーパラダイスにストリーモの「移動用小型車」導入 業務効率化と負担軽減へ

立ち乗り三輪電動モビリティを開発する株式会社ストリーモは、横浜・八景島シーパラダイスの島内業務用として「移動用小型車 S01JW」を提供し、2025年6月27日から運用を開始した。最大時速6km/hで歩道を走行でき、電動車椅子同様に歩行者扱いとなるため免許やヘルメットが不要。広大な敷地内の車両先導業務における従業員の移動負担を軽減し業務効率化を実現する。今後もテーマパークや観光地への導入を進め、快適な移動体験を提供していく方針だ。

「にっぽん応援ツーリング」、被災地・珠洲市仁江町でボランティア活動を実施

一般社団法人日本ライダーズフォーラム(JRF)が主催する社会貢献型ツーリングイベント「にっぽん応援ツーリング」が、7月5日に能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市仁江町で災害支援活動を行った。全国から集まった11名のライダーが、豪雨被害で泥に埋もれた家財を搬出・廃棄し、困難だった作業を1日で完了させた。昼には住民との交流も生まれ、地元産サザエの振る舞いを受ける場面もあった。バイクの機動力を生かしたJRFの取り組みは今後も続き、被災地支援とライダー文化を結ぶ活動として注目されている。

国産CLTを活用した「プレミアムガレージハウス」神奈川に誕生、1戸限定で入居募集開始

フィル・カンパニーは、CLT(直交集成板)を用いた新たな環境配慮型ガレージハウス「Sustainable PGH二宮IC」を神奈川県小田原市に完成させ、7月7日より1戸限定で入居者募集を開始した。国産材を活用したこのガレージハウスは、同社が掲げるサステナビリティ宣言を基盤に、ライフデザイン・カバヤの「LC-core構法」を採用。木の温もりを活かしながらも、従来の鉄骨造と同等の大開口を持つガレージ空間を確保し、クルマやバイクと共に暮らすライフスタイルを環境配慮型へと昇華させた。CLTは耐震性・断熱性・耐火性に優れ、欧州を中心に利用が拡大しており、日本国内でも注目が高まる。現地にはモデルルームも設置されており、平日10時~17時の間で見学が可能。なお、公開期間は未定で早期終了の可能性もある。

MAXWIN×MUFUの縦型スマートモニター、Makuakeで爆発的人気

MAXWINがMakuakeで先行販売を開始した縦型スマートモニター「MF-MS1000」が、開始5秒で目標を達成。24時間で5,348,500円、達成率5348%、サポーター401人を集め、総合ランキング1位を獲得した。GPS搭載の自動オービス検知機能を備え、運転をより楽しく安全にする多機能デバイスとして注目を集めている。販売は8月28日まで。

MAXWIN製品がAmazonプライムデーで特価セール!バイク&カーライフを快適にする注目アイテム

MAXWIN(昌騰有限会社)は7月11日からのAmazonプライムデーに合わせ、人気のバイク・カー用品をセール価格で提供する。縦横自在に設置できる6.1インチ高輝度バイク用スマートモニター「M2-Lite」や、24V車対応で自動首振り機能を備えた静音設計の車載扇風機「K-FAN10-24V」、着脱で電源が自動オンオフする防塵防水仕様のバイク用ドラレコ「MF-BDVR003」、さらにコンパクトながら高性能なバッテリーチェッカー「K-BAT01」など、カーライフを支える多彩な製品をラインアップ。7月8日からの先行セールも対象で、在庫がなくなり次第終了。気になる人は早めにチェックしておきたい。

ブレイズ、LINE友だち限定で電動モビリティが1万1000円引きになる夏の特別キャンペーンを開始

株式会社ブレイズは、2025年7月9日から8月31日まで、LINE公式アカウント登録者限定で電動モビリティ車両が1万1000円(税込)割引となるクーポンを配布するキャンペーンを実施する。対象はスマートEVやキックボードEV、EVスクーター、3輪のEVトライクやEVデリバリー、4輪のネクストクルーザーEVまで幅広い。電動バイクやキックボードは車に積める折りたたみ式も多く、夏のアウトドアや帰省先で活躍必至。LINE登録後に配布されるクーポンコードを使ってブレイズ公式ECサイトで購入すれば適用される。

アップガレージライダース茨城神栖店が新規オープン バイク用品リユースを強化

カー&バイク用品のリユース専門店を全国展開するアップガレージグループは、2025年7月10日に「アップガレージライダース茨城神栖店」を新たにオープンする。既存のアップガレージ茨城神栖店に併設する形で出店し、売場面積は約713㎡、駐車場は20台を確保。東関東自動車道・潮来ICから車で約15分とアクセスも良好だ。中古カー&バイク用品国内シェアNo.1を誇る同社は、サイクルズや北米店舗も含め事業を拡大中。「Good Mobility, Happy Life」を掲げ、さらなるサービス充実を図る。

SSTR2025人気グッズが待望の再販決定!7月14日正午より数量限定で販売開始

一般社団法人日本ライダーズフォーラム(代表:風間深志)主催の日本最大級ツーリングラリー「SSTR2025」で完売した人気オリジナルグッズが、参加者やファンからの要望を受けて再販されることが決定した。再販は7月14日(月)12:00頃より、SSTR公式オンラインショップ(https://www.kazamaoffice.co.jp/shop)にて数量限定で開始される。今回再販されるのは、SSTR MAP Tシャツ、2025 FINISHER Tシャツ、SSTRキャップ、SSTRメッシュキャップ(各税込3500円)。いずれもイベントの記念や応援グッズとして好評を博したアイテムで、完売必至のため早めの購入がおすすめだ。なお、モンベルとのコラボTシャツの再販は予定されていない。SSTR運営委員会は「数量限定なのでぜひお早めに」と呼びかけている。SSTRは、東の海岸から日の出と共にスタートし、日没までに石川県の千里浜なぎさドライブウェイを目指す、日本最大級のサンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー。毎年ライダーたちが特別な思いを刻むこのイベントのグッズは、参加者の熱い思い出の品として人気が高い。

女性ライダーの祭典「MOTHER LAKE RALLY 2025」10月開催決定!琵琶湖で自由なツーリングを満喫

女性ライダー限定のツーリングラリー「MOTHER LAKE RALLY 2025」が、10月18日(土)~19日(日)に琵琶湖周辺で開催決定。今年で3回目となる本イベントは、湖北THGツインアリーナをメイン会場に、専用アプリを使ってスポットを巡る形式で行われ、走行距離や速さを競わず自由に旅を楽しめるのが魅力。エントリーは7月18日(金)17時から開始、定員は1000台。白バイパレードやライブなど多彩なプログラムも用意され、女性同士の新たな出会いと交流を育む2日間となる。