セダンならではの演出が随所に満載
インテリアのデザインは他の3モデルと同じアイランドアーキテクチャーの思想を取り入れつつ、上質な杢目調パネルや、行燈のような柔らかい灯りを実現する間接照明なども採用。おもてなしの精神を表現した、セダンならではの演出が盛り込まれている。
サスペンションには減衰力の自動調整機構であるAVSを備えるため、路面の凹凸を乗員に伝えにくい、快適な乗り心地を実現。後席で仕事の資料を読み込むようなシーンでも、揺れを気にせず集中できる。
そして最大の見所は、2種類のパワートレイン。FCEV(燃料電池車)にはMIRAIと同じFCシステムが搭載され、1回あたり約3分の水素充填で約820㎞の走行を可能としている。もう一方のマルチステージハイブリッドは、2.5Lエンジンを縦置きし、THSに有段ギアを組み合わせた新システムを組み合わせる。どこからでも気持ちよく加速するレスポンスの良さを獲得した。
その各パワートレインに、それぞれ1グレードを設定するため、モデル選びはどちらのパワートレインを選ぶかの問題。水素ステーションは少しずつ増えてはいるものの、まだあまり多くもないので、FCEVは運用面を含めて熟慮したいところだ。












ハイブリッドと燃料電池車のラインアップ



:730万円







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TOYOTA・クラウン購入ガイドより




