愛車をどんなスタイルに仕上げるのかが決まったら、それにふさわしいホイール&タイヤを選びたい。そのために知っておきたいホイール&タイヤの基礎知識を紹介するので参考にしてほしい。
1.ホイール各部の名称とサイズの見方


| ❶ホイール径 | ホイールの直径サイズ。数字(インチ表記)が大きいほど直径が大きくなる。 |
| ❷リム幅 | タイヤがハマる部分(リム)の幅。0.5インチ刻みでインチ表記される。 |
| ❸インセット | リム中心線からホイール取り付け面までの距離(㎜表記)。 数字が小さくなるほどディスク面が奥に入りディープリムとなる。 |
| ❹ホール数 | ホイールを固定するボルト用の穴。クラウンは全モデル5ホール。 |
| ❺P.C.D | ボルト穴を結んでできた円の直径。セダンは120、それ以外3モデルは114.3。 |
2.ホイールの構造



3.タイヤサイズの見方


| ❶タイヤ幅 | タイヤの幅をミリ単位で表したもの。 |
| ❷偏平率 | タイヤの断面幅に対するタイヤの高さの比率。 この数値が小さくなればタイヤのサイドウォールは薄くなる。 |
| ❸構造記号 | タイヤの構造を表す記号でRならラジアルということ。 |
| ❹リム径 | このタイヤに合うホイールのリム径をインチで表記。 |
| ❺荷重指数(ロードインデックス) | 1本のタイヤが耐えられる重さを表す数値。 荷重指数が98の場合、タイヤ1本あたり750kgまでOKということ。 |
| ❻速度記号 | タイヤが耐えられる最高速度を表す記号で、Hなら210km/hまで、Vなら240km/hまで、 Wなら270km/hまで対応する。 |
4.タイヤのタイプ


5.タイヤ外径について
ローダウン(インチアップ)でも、リフトアップ(インチダウン)でも、基本的にタイヤ外径は純正サイズをキープするのが基本。タイヤ外径が大きく変わると、スピードメーターに誤差が生じ、車検がNGになる場合もあるので注意しよう。

タイヤ&ホイールのハミ出しはNG

▷TOYOTA・クラウンに最適なホイール選び まとめはこちら
自動車誌MOOK『クラウン購入ガイド』 より




