プレスリリース 最高速度も読み取れる! たった2本の線だけでクルマの性能がわかる!? 昔のカタログに載っていた「自動車走行性能線図」とは?【写真・16枚目】 いまのクルマのカタログではもはや絶賛絶滅中の自動車走行性能線図。 色分けしてみました。 各ギヤでのエンジン回転数と速度の関係を示す。 走行抵抗線図。 駆動力線図。 パッ! 消しました。 自動車走行線図、ふたたび。 0%勾配線だけ残しました。 最高速度を知るのに必要な線はこれだけ。 5速駆動力線の先を延長しておく。 90km/h走行時を例にとる。 5速、90km/h時に発生している駆動力は160kg。 0%勾配路を、5速、90km/hで走行時、路面から55kgの駆動力を奪われている。 この2本車線の部分が、5速0%勾配路走行時の余裕駆動力となる。 結局、青い駆動力線と茶色の走行抵抗線にはさまれた部分が余裕駆動力を示すことになる。これは他のギヤ、勾配でも同じ。 青線と茶色線の交差点が、余裕駆動力がゼロとなる点(赤い丸点)。 このポイントから下におろした線の位置から、このクルマの最高速度は、およそ185km/hであることがわかるわけだ。 この画像の記事を読む