歴史 ポルシェのモデル名の謎。「正式名称」と「社内型式番号」の違いを紐解く 【Part.1】【写真・3枚目】 初のポルシェ製市販車を名乗った「356」と、他社とのトラブルから名称変更を余儀なくされた「911」。 1931年にフェルディナント・ポルシェの設計事務所が立ち上げられ、プロジェクトごとに番号が振られることになった。そして、その数字が「356」に達した時、初めて自社の名前を冠したスポーツカーが誕生することになった。 356のデビュー後も様々なプロジェクトにナンバーが与えられ続け、1953年に登場した「550 スパイダー」は型式ナンバーを正式なモデル名として採用した。 1931年にフェルディナント・ポルシェの設計事務所が立ち上げられ、プロジェクトごとに番号が振られることになった。そして、その数字が「356」に達した時、初めて自社の名前を冠したスポーツカーが誕生することになった。 当初、356の後継となる6気筒モデルは「901」として発表された。しかしプジョーとの権利関係により車名中央に「0」を使用できず、代わって「1」を流用した「911」に急遽変更されることになった。 現在までに登場したポルシェのモデルの多くは、正式名称と社内型式番号が存在している。 この画像の記事を読む