プレスリリース BEV新興勢力 リヴィアンの電動ピックアップ、出荷開始! BEV新興勢力のクルマたち・1【写真・4枚目】 【写真1】 ICE搭載車ではないからラジエーターに風を導くグリルはいらない。のっぺりしたマスクに縦長のヘッドランプが特徴的なリヴィアン「R1T」は、ドアが4枚ある2列シートのダブルキャブ・タイプだ。 【写真2】 後部座席の後方、キャビンからも荷台からも独立した位置に、車幅方向いっぱいに使える収納スペースがある。ボディ両側のリッドを開けると、このように向こう側が見える。 いまどきのピックアップトラックの荷台は樹脂で覆われている。床下にはスペアタイヤを収容する。荷台全体を覆うカバーを取り付ければ荷台全体がトランクになる。 手前に見えるのがバッテリーパックのジグ。しっかりとクランプできる構造であり、バッテリーパック艤装用と思われる。ちなみにLiBはサムスンSDIから購入している。 【写真5】インパネはディスプレイ方式。センターインパネはタッチスクリーン方式で、ここに操作系をすべてまとめている。木目調のトリムが印象的だ。 「R1T」と同じシャシーで作られるSUV仕様の「R1S」。PUT仕様に比べ側面ドアの占める面積が大きい。この角度から見ると、どことなくクラシカルなスタイリングだ。 【写真7】ボディ右側の側面インナーパネル。よく見るとAピラー部分やドアヒンジ取り付け部分には当て板があり、このパネルがサイドストラクチャーの中心であることがわかる。また、後輪ホイールアーチ部分から荷台側にかけて黒い接着剤を塗布している。この後の工程でさらに内側の構造物が接着されるようだ。 ドアモジュールのサブアセンブリーライン。黄色いハンガーには部品を収容するカゴ状の部分があり、ここに仕様ごとの部品を入れる、いわゆる「キット流し」と思われる。 【写真9】アッパーボディとシャシー側(アンダーボディ)の合体(マリッジ)工程。アッパーボディ側にサイドシルアウターがあり、シャシー側にサイドシルインナーがある。ボンネットフード内の骨格はアッパーボディ側にある。位置決め用のロケーターピンが見えないが、ハンガーで吊るしたボディをシャシー側の所定の位置に下ろし、ランサイドにある工具を使ってスタッフがボルト締めを行なった後で台車側が前進してハンガーをすり抜けるという手順だ。 【写真10】塗装ブース内では、ボディがゆっくりと前進しながら左右6台ずつのロボットアームがプログラム通りに動いて塗装を行なう。塗料吹き出し口(ベル)が高速回転し(通常は4万rpm程度)、塗料を極めて細かい粒子として拡散させて塗装する方法が現在の塗装ブースだ。ベルの周囲には拡散規制用の腕がない。塗料の広がりが日本の自動車メーカーの塗装工程に比べると大きいように思える。 【写真11】車両が載っている部分が上下に動いて作業高さを調整する。周囲の床部分と一体になったパレットがライン上を移動し、フタッフはこの床の上で作業を行なう。 この画像の記事を読む