ディテール解説

キリリとした表情で前方を睨む4灯のLED式ヘッドランプ。縦型のLED式ウインカーはカウル両サイドにレイアウトされている。

リーディングアクスル方式の正立式フロントフォークにはφ265mmのダブルディスクブレーキを装備。対向4ピストンの油圧キャリパーが採用されている。タイヤサイズは120/70 R-15インチ。

スクーターとしては一般的な方式を採用。上方はエアクリーナー、下方はCVTが納められ、前方の単気筒エンジンと共に可動するユニットスイング方式が採用されている。

マフラーは右出し1本タイプ、丸みのある三角断面形状のステンレス製。リヤショックはアクスルよりも後方にセットされた2本タイプ。5段階プリロード調節ができる。

センタースタンドも装備。リヤブレーキディスクローターはφ265mmサイズ。マフラーに隠された油圧キャリパーは1ピストンのピンスライド式。タイヤは150/70-14インチサイズのピレリ製チューブレス。

操作系を始め、各種装備や仕上げ等、ハンドルまわりのデザインには上質感が漂う。

下の赤いのがホーン、順にウインカー、メニュースイッチ。右上はハザード、人差し指で扱うディマー&パッシング。そして左のダイヤルスイッチがマルチコントローラー。
下から順に、エンジンキルスイッチ兼始動用スターター。黒いスイッチはシートヒーターとハンドルグリップヒーター用。共に高、中、低の3段切り替え式。

16カ国の言語に対応するTFTディスプレイ。スマホとの連携にも適応している。

キーレスライド(スマートキー方式)が採用されている。中央のボタンがイグニッションスイッチになる。下方の四角いボタンはシートオープナー。
内側のラバー処理で密着性の良い蓋を備えた左右収納ポケット。上面のボタン操作でロックが解錠される。右側にはスマホの充電に使えるUSBの他DIN規格電源端子も標準装備。

 段付きのダブルシートは前ヒンジで開く。オイルダンパー付きで上質な印象を受ける。

走行時状態のシート下スペース。
停車時はご覧の通り、収納スペースが下方へ拡大できる。

初代C 650 Sportから受け継がれた個性的なフレックスケースを装備。停車時は底面を下げる事でメットインスペースが確保される。内側左脇の白いノブ操作で扱える。真上から照らす内部照明も採用されている。

BMW・C400GT

クリアレンズで統一されたテールランプはLED式。シート脇のグラブバーもしっかりと保持しやすい。

主要諸元

エンジンタイプ:水冷単気筒4ストロークエンジン、1シリンダーあたり4バルブ、ロッカー付きオーバーヘッドカムシャフト
ボア×ストローク(mm):80 x 69.6
排気量(cc):349
最高出力(kW/rpm):25 (34PS) /7,500
最大トルク(Nm/rpm):35 / 6,000
圧縮比:11.5: 1
点火 / 噴射制御:電子制御エンジンマネージメントシステム、E-スロットルグリップ付きBMS-ME
始動方式:セルフ
潤滑方式:ウェットサンプ
潤滑油容量(L):1.8

最高速度:135 km/h
燃料消費率 / WMTCモード値 (km/L):28.57(1名乗車時)
燃料タンク容量(L):12.8(含むリザーブ3L)
燃料種類:無鉛プレミアムガソリン

オルタネーター(W):316(永久磁石式ジェネレーター)
バッテリー:12V / 9Ah、AGM(メンテナンスフリー)

クラッチ:遠心乾式
ミッション:CVT(コンティニアスリー・バリアブル・トランスミッション)
駆動方式:2段平歯車
1次減速比:8.710

フレーム:スチール製ブリッジタイプ
サスペンション(前/後):テレスコピックフォーク / ユニットスイング式
サスペンションストローク(前/後mm):110 / 112
ブレーキ(前/後):ダブルディスクブレーキ / シングルディスクブレーキ

キャスター:63.6°
トレール(mm):81
ホイール(前/後):アルミニウムキャスト3.50-15 / 4.25-14
タイヤ(前/後):120/70 R-15 / 150/70 R-14

全長(mm):2,200
全高(mm):1,435(ウインドシールドを含む)
全幅(mm):780(ミラーを除く)
全幅(mm):835(ミラーを含む)
ホイールベース(mm):1,565
シート高(mm):775
車両重量(kg):220(燃料満タン時)
車両重量(kg):214(燃料90%時)

生産国:中国
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2022年4月24日、3年ぶりに開催されたモンキーミーティング。会場には数多くの歴代モンキーからモンキー125が、ノーマルからフルカスタム車まで幅広く楽しめた。今回は会場で見つけたレアなカスタム車を紹介しよう。 REPORT●増田 満(MASUDA Mitsuru) PHOTO●山田俊輔(YAMADA Shunsuke)

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【私がKTM 125DUKEを買うにいたった理由】ホンダ・CBR250R、BMW F700GS、カワサキ KLX250に加えてもう一台購入してしまったお話です。

増車 それは夢だ。ロマンだ。オンナの野望だ。 しかしすでに所有は3台。よく言われないだろうか。 「体は1つしかないのに、何台もいらないでしょ??」なーんてことを! 違う、違うのだ。 食材によって使う包丁が違うように、バイクだって用途によって変えるのだ。変えたいのだ! というもっともな理由を並べて、私はバイクショップに足を踏み入れた。

https://motor-fan.jp/bikes/article/36845/

試乗後の一言!

シートヒーターの装備等、一歩先を行く仕上がりと快適な乗り心地が魅力的。