プレスリリース その名は「イニシウム」 ヒョンデが2025年発売予定のFCEV(燃料電池車)を世界初披露!【写真・21枚目】 ヒョンデの新デザイン言語「スティール・オブ・アート」をイニシウムで初採用した。 イニシウムのフェイスは、ヒョンデが2023年に発表した水素・電気ハイブリッド車のNビジョン74もモチーフとなっている。 10月30日、ゴヤン(韓国)のヒョンデモータースタジオで開催された「Clearly Committed」イベントで発表されたヒョンデ・イニシウム。 1列目席シートバックのスリム化による膝回りスペースの拡大、ルーフラインの最適化によるヘッドクリアランスの拡大が図られ、2列目の乗員がゆったりとくつろげるスペースを提供する。 9つのエアバッグやドライバー監視用の車内カメラなど、ヒョンデの最新安全技術をあますところなく網羅する。 航続距離を考慮して低転がり抵抗タイヤを履く。サイズは21インチ。ホイールも空気抵抗低減を狙ったエアロタイプとなっている。 ヒョンデのチャン・ジェフン社長。 ヒョンデ・イニシウムのリヤビュー。2025年前半の発売を予定しているという。日本導入にも期待したい。 水素タンクを彷彿とさせるリヤバンパー。テールランプの点灯パターンでも「+」を表現。 ヒョンデの新型FCEVのコンセプトカー、イニシウム。2018年にヒョンデが初めて市販したFCEVのネッソと同様、SUVのボディを纏う。 HTWOブランドのシンボルである「+」マークのライトが印象的なフェイス。ゴールドのボディカラーは、潜在的なエネルギーと永続性を表している。 ゴツめのルーフラックにより、ラギッドさをアピール。 ヒョンデ・イニシウムのドアミラーはカメラタイプ。 右側リヤフェンダー部に水素の充電口を配置。 左側リヤフェンダー部にはV2L用のポートを設けている。 こちらがネッソ。スリーサイズは全長4670mm×1860mm×1640mm。日本でも776万8300円で販売されている。 空気と水素の供給性能の向上や熱管理システムの効率化を実現したヒョンデ・イニシウム。モーター出力は150kWで、トヨタ・ミライの134kWを上回る。 こちらはネッソが搭載する第二世代のFCスタック。イニシウムは新しい第三世代のものを搭載する。 同じく、ネッソの高圧水素タンク。イニシウムのタンクでは、貯蔵密度の向上と軽量化の両方を実現しているという。 初めて行く場所で不安となるのが水素ステーションの場所。ヒョンデ・イニシウムのナビは利用可能な水素ステーションを考慮した経路案内を行なってくれるだけでなく、リアルタイムで稼働状況や車両待機状況といった情報を提供してくれる。 上部はX型の形状となっている。 この画像の記事を読む