アクセサリー スタッドレスか? 非金属チェーンか? 迷っている方必見 カーメイトに聞いた、6年ぶりの新型非金属チェーン「バイアスロン・イージーフィット」の概要と、バイアスロンのヒストリー 【MFクルマなんでもラウンジ】 No.14 イージーフィット 前編・概要編【写真・55枚目】 前々回の「ラウンジ」で採りあげた「サポートミラー」。 カーメイトの新しい非金属チェーン「バイアスロン・イージーフィット」。 いま自前のクルマで使用中のスタッドレスタイヤ。銘柄はダンロップ・ウィンターマックス02。 モーターファン1984(昭和59)年2月号表紙。 情報ページで、「どうなる、スパイクタイヤの行くえ」のタイトルで特集。 4ページに渡って掲載。粉塵の問題からやり玉に挙げられているスパイクタイヤの行く末について論じている。 モーターファン1984年12月号表紙。 たぶんこれが最古となる、新製品ページで紹介されている非金属チェーン。 拡大してもういっちょ。このとき紹介された岡本理研ゴムの品は2つ。後半の青枠で囲んだ部分が「スーパーサイルチェーン」だ。 2か月後の1985(昭和60)年2月号では・・・ 「スーパーサイルチェーン」をさっそくテストしている。 タイヤ冬対策用品の相場価格。スタッドレスタイヤはピンキリなのでここには載せていない。 実家にある、自分のクルマの夏タイヤ置き場。銀色のカバーが破けてしまっている。 父のプリウスのタイヤ置き場も含めると、スペースをこれだけ占める。非金属チェーンなら保管スペースの心配をしなくてすむ。 バイアスロン・イージーフィット。 イージーフィットセット一式。 ここから先、ちょいとややこしくなるが、「イージーフィット」と在来「クイックイージー」の比較写真で並べていく。こちらが「クイックイージー」。 左が在来の「クイックイージー」で、右が新型「イージーフィット」。 「クイックイージー」のサイドワイヤーを締めるハンドル。 これまではこのように・・・ ハンドルで締めあげていた。 こちら「イージーフィット」がじまんの「セルフフィットリール」。 2つある「セルフフィットリール」の赤いボタンを押して・・・ ワイヤーを引き出し、 先の留め金を対向側キャッチャーに嵌める。 もう片方も同様に・・・ 接続! この状態ではまだ締め上げられていない。 ワイヤーを引っ張って離すと・・・ 「セルフフィットリール」の働きでするすると引き込まれ、このようになる。 他方も同様に 引っ張って・・・ 引き込まれた。 実際は後述する「テスト走行」があるが、ここではあくまでも練習だけなのでここまで。 取扱説明書「装着方法」の8番め「確認・テスト走行」の説明書き。 装着できる・できないのタイヤ種を表にした。要はごく一般的なタイヤならいいのだが、見た目には普通タイヤに見える「オールテレーンタイヤ」がつけられないいっぽう、つけられなさそうな「ランフラットタイヤ」は適合するのがおもしろい。 このようなオーソドックスなFWD車は前輪に巻く。 ハイエースのようなフルキャブオーバー1BOXは、夏タイヤの場合は4輪巻きが指定されている。 ステップワゴンのようなセミキャブオーバー型はOKだ。 雪深いと思えば・・・ 除雪が行き届いてアスファルトまる出しになる。雪道といえど、道路状況はかならずしも一定していないものだ。 関越トンネルをそのまま走れるとは頼もしい。ただ、なんだかタイヤにトンネルを装着できそうな表現だ。「JASAA認定品は、装着したまま関越トンネルを・・・」にしたほうがいいような気がする。 大事なことなので、もういちどしつこく「確認・テスト走行」の部分を載せておく。 バイアスロンの第1世代・初代「バイアスロン」。1985年発売。サイドのリングは、このときはゴムバンド。 第2世代「バイアスロン・クイックロック」。1990年の発売だ。 第3世代が「バイアスロン・クイック55」。1997年登場。 いまも売られている「バイアスロン・クイックイージー」。2009年から継続中のロングセラーだ。ここまでが第3世代。今後も新しい「イージーフィット」と併売される。 そして昨年2024年10月に発売された「バイアスロン・イージーフィット」。 「バイアスロン」第4世代の第1弾「セルフィット」。2018年の発売だった。 「イージーフィット」に付属の取扱説明書。まずこの注意書きをよく読むべし! その裏に「装着方法」。メーカーサイトからダウンロードしたPDF版では、赤枠「ポイント」をクリックすると動画サイトにジャンプする(これは写真だからジャンプしないよ)。 当時のカタログ説明。 この画像の記事を読む