車の知識 走り出した瞬間に驚愕。20インチでこの乗り心地はあっぱれ!【三菱アウトランダーPHEV|オンロード試乗】【写真・4枚目】 三菱アウトランダーPHEV エアトレックの後を受け、2005年に登場した初代アウトランダー。 オンロードでの快適性に驚かされた新型アウトランダーPHEV。この後のオフロード試乗では、伝家の宝刀の四駆性能に再び驚かされたのだった...。 2012年に登場した二代目アウトランダー。2015年にはマイナーチェンジを行い、ダイナミックシールドを基にしたフロントマスクに一新された。 2021年12月16日に発売された三菱アウトランダーPHEV。1か月強経った1月26日時点で9373台を受注する好調なスタートを切った。 2001年発売の三菱エアトレック。 新型アウトランダーPHEVはM(462万1100円-)、G(490万4900円-)、P(532万700円-)の3グレード展開。初期受注では最上級のPグレードが76%を占めている。 人気のボディカラーはホワイトダイヤモンドで初期受注の44%を占めている。写真のホワイトダイヤモンド/ブラックマイカのツートーンは17%、それに次いでブラックダイヤモンドが12%という内輪になっている。 予想以上にレベルの高い走りを披露した新型アウトランダーPHEV。 エンジンは2.4L直列4気筒。最高出力98kW、最大トルク195Nmを発生する。 Pグレードは225/45R20タイヤを履く。2トーンで切削加工が施された20インチアルミホイールもスタイリッシュだ。 「EV」と描かれたボタンがEVプライオリティモード(モーター走行を優先する)、セーブモード(バッテリー残量を保ちながら走る)、チャージモード(走行中・停止中にかかわらずバッテリーに充電する)の切り替えボタン。となりのアクセルが描かれたボタンがワンペダル操作を可能とする「イノベーティブペダルオペレーションモード」用。 走行モードは12.3インチの液晶ディスプレイで確認可能。 フロントシートは2層ウレタン構造を採用。適度な硬さとサポート性で座り心地はかなりの好印象だった。また、スライド量が40mm、ハイト調整量が23mm増えたことで、ポジションの調整幅が広がったのもうれしい。 セカンドシートはウレタンパッドの硬度と形状、厚みを最適化するとともに、サポートワイヤーを最適配置。シートバック長も先代より86mm拡大され、より広い面積で身体を支えてくれるようになった。 サードシートは座面に尻型のサポート材を設定し、圧力を分散させることで座り心地を向上させた。 Pグレードのシフトパネルにはリアルアルミニウムがおごられる。 充電ポートは車体後部右側に配置。普通充電(200V)なら7.5時間、急速充電(105A以上の場合)なら約38%で80%の充電が可能。また、エンジンで発電すれば約94分で80%充電される(停車中の場合)。 サードシートはヘッドレストを外すことなく折りたたんで床下に収納できる。 3列目使用時の荷室。この状態でもゴルフバッグ(9.5インチ)1個、もしくは小型スーツケースが3個収まるスペースが確保されている。 セカンドシートは荷室のレバーを引くだけで格納可能。荷室長は2040mmまで拡大可能だ。 ボディサイズは全長×全幅×全高:4710×1860×1745mm、ホイールベース:2705mm。Pグレードの車両重量は2110kg。 パワーステアリングにはデュアルピニオンタイプを採用。電動モーターをタイヤに近い位置に配置できるので、よりリニアなフィールを実現できる。 この画像の記事を読む