車の知識 ランエボのDNAをオフロード走行で確認! 完成度はRAV4 PHVを上回る【三菱アウトランダーPHEV|オフロード試乗】【写真・20枚目】 三菱アウトランダーPHEV 2015年、ポルトガルで開催されたクロスカントリーラリー「バハ・ポルタレグレ500」に参戦した先代アウトランダーPHEVと増岡浩さん。 ドライブモードの操作ダイヤルはセンターコンソールに配置。ダイヤル側面にはローレット加工が施されており、操作もしやすい。 2トン超の重量を感じさせないオフロードでの走り。 オフロード試乗の舞台はダートラコース。新型アウトランダーPHEVの4WD性能を体感するには絶好の舞台だ。 三菱が培ってきた四駆技術の結集が新型アウトランダーPHEV。どんな路面でも安全に乗員を目的地まで届けるという理念が息づいている。 PとGグレードが履くのは20インチのオンロードタイヤ。けっしてオフロード走行に適したタイヤではないが...。 一般的なドライバーのオフロード走行に適しているモードがGRAVEL。車両制御が巧みで、大過なくコーナーをクリアすることができる。 ぬかるんだ路面を走行する際にはMUDモードが活躍する。 アウトランダーPHEVに用意された7つのドライブモード。 しなやかに路面の凹凸に追従するサスペンションも好印象だ。 オンロードタイヤにもかかわらず、ドロドロの路面でもスタックすることなく走破できたのはS-AWCのおかげにほかならない。 水平基調のインパネは視界良好。Aピラーとドアミラーの隙間も広く、右左折時の視認性にも優れている。ステアリングはテレスコピック量が20mm、チルト量が10mm増やされたおかげで、ドライビングポジションが合わせやすくなったのも美点だ。 SUVを得意とするモータージャーナリストの山崎友貴さん。現在はジープ・ラングラー(JK)が愛車だが、新型アウトランダーPHEVの完成度には大いに感心した様子で、次期愛車候補の筆頭にリストアップされたそうだ。 普通充電と急速充電のポートは車体後部に配置。 フロアコンソールボックスとラゲッジルームの2ヶ所に100VAC電源(1500W)のコンセントを設置する新型アウトランダーPHEV。優れた走行性能だけでなく、アウトドアや万が一の停電時にも家電が使えるというメリットも見逃せない。 駆動用モーターを前後に搭載したツインモーター4WDを採用するアウトランダーPHEV。車両運動統合制御システム「S-AWC(スーパーオールホイールコントロール)の効果により、さまざまな路面において高いコントロール性能を発揮する。 2004年のパリダカールラリーを制したパジェロ・エボリューション。 この画像の記事を読む