車の知識 アメリカ大統領御用達ブランドの最高峰SUVは、サイズも高級感も圧巻!【キャデラック・エスカレード】【写真・26枚目】 キャデラック・エスカレード 2020年11月から日本で販売が開始された5代目のキャデラック・エスカレード。 キャデラック・エスカレード 先代までの特徴だった縦長のヘッドライトは、スリムな横型に一新された。 エスカレードのボディサイズは全長×全幅×全高:5400×2065×1930mm、ホイールベース:3060mm。 リヤビューは先代のイメージを継承している。縦長のテールライトの全長は90cmにも及ぶ。 エスカレードのグレードは2つ。グリルが横バータイプでモール類がメッキとなるのが「プラチナム」、グロスブラックのメッシュグリルを備えてモール類もブラックアウトされるのが「スポーツ」。今回の試乗車は「プラチナム」だ。 キャデラック・エスカレード 275/50R22という大径タイヤ。「プレミアム」は10本スポーク(写真)、「スポーツ」は12本スポークと、グレードによってホイールの意匠が異なる。 キャデラック・エスカレード 可変バルブタイミング機構を備える6.2LのV8エンジン。 曲線で構成された優雅な印象のインパネ。セミアニリンレザーと本物のウッド素材の質感も上々だ。ドライバーに向けて湾曲したディスプレイは、左から7.2インチのインフォメーション用、14.2インチのメータ用、右側に16.9インチのインフォテインメント用を配置。さらにフルカラーのヘッドアップディスプレイも備わる至れり尽くせりぶり。 サードシートを使用した状態でも722Lの荷室容量を確保。先代より70%もの拡大だという。 サードシートの格納は荷室の側壁にあるスイッチで簡単に操作可能。 セカンドシートも電動格納式。荷室とフラットに繋がるので使い勝手が良い。この状態の容量は驚きの2065L。 乗員の身長は180cm。 2列目のスペースは余裕たっぷり。12.6インチのディスプレイやワイヤレスヘッドホンも標準で備わる。 窮屈な思いをすることなく、3列目で過ごすことが可能だ。 サードシートは3人掛け。 セカンドシートはキャプテンタイプ。シートヒーターも完備。 シート表皮には小さな通気孔が開いたパーフォレーテッドタイプのレザーを採用。フロントシートにはシートヒーター&ベンチレーションに加えて、マッサージ機能も備わる。 トランスミッションは10AT。レバーはシフトバイワイヤ式で操作感は軽快。 14.2インチの液晶メーター。夜間は熱感応式赤外センサーで視界をサポートするナイトビジョンの映像も表示可能。 キャデラック・エスカレード 16.9インチのインフォテイメント用ディスプレイ。ちなみに左から右までのディスプレイを合わせると、その大きさは38インチ に達する。OLED(有機発光ダイオード)という方式で、表示も鮮明だ。 センターコンソルの手前側にあるのは冷凍機能付きの冷蔵庫。 12.6インチのタッチディスプレイはHDMIやUSB入力に対応。また、ディスプレイを通じて前席のナビ画面に目的地の推奨ルートを送信するユニークな機能も。 キャデラック・エスカレード キャデラック・エスカレード キャデラック・エスカレード 乗り降りの際は、ステップが自動で飛び出てくる。 新しいラダーフレームとマルチリンクとなったリヤサスにより、エスカレードの走りは大幅に進化した。足周りはエアサスと減衰力を連続可変するマグネティックライドコントロールの組み合わせ。 36個のスピーカーで構成されるAKG製3Dサラウンドサウンドシステムもエスカレードのウリ。立体的に再生される音楽を聴きながらのクルージングを楽しみたい。 この画像の記事を読む